ビルジポンプの使い方。コツといえばコツかも。
- Category: スクールレポート 気象/潮汐/ログ
- 2006年03月23日

photo T.ban
セルフレスキュー時のポンピングに腕が疲れてしまうことがありませんか?
いくつかコツがあります。
それは初心者スクールやロール、レスキュー講習で習うことがあります。
まず、脇を空けて肩より上に肘が来ないようにします。
肘を軸に手首を上下させる直線的な動きで適当に
出します。
テーブルの上の腕相撲で相手を倒しに行く動きに近いかもしれません。
今このブログを見ている机の上でもできます。やってみてください。
画像の二人の腕使いを注意深く見比べてみてください。
*ベクソンポンプを使用しています。

最近はポンプもいろいろ。
*小柄な方がデッキの高い/深いカヤックに乗った場合は
コーミングにポンプを当てて支えを得ます。
(できれば浮力体の柔らかい部分をコーミング/縁にあてがうと、
力もかけやすく、より楽に支えを得やすくなります。)
斜めにポンプはなりますが、ほとんど排水できます。
支えを腕だけにたよると、力を消耗します。
デッキの低いカヤックではスコッティー/ショートタイプなど、
管の長さの短いビルジポンプを選ぶのも手です。
一回の排水量は減りますが、ストロークが短くなります。
シリウススポーツで販売されています。
水量が残り少なくなったら、ビルジスポンジでとります。
専用スポンジのビルジバディだと、砂も一緒に取れてスムーズです。
詳しくはお近くのシーカヤックスクールで習ってみてください。
ちょっとしたことに気がつかずに、ずっと損する場合があります。
ポンピングは個人差や艇の違いはありますが、
試してみると楽なポジションがきっとあるはずです。
セルフレスキュー時の不安を軽減できます。
練習しといても損はないでしょう。