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ビルジポンプの使い方。コツといえばコツかも。


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photo T.ban

 セルフレスキュー時のポンピングに腕が疲れてしまうことがありませんか?
いくつかコツがあります。

 それは初心者スクールやロール、レスキュー講習で習うことがあります。

 まず、脇を空けて肩より上に肘が来ないようにします。
肘を軸に手首を上下させる直線的な動きで適当に
出します。
 テーブルの上の腕相撲で相手を倒しに行く動きに近いかもしれません。
今このブログを見ている机の上でもできます。やってみてください。

 画像の二人の腕使いを注意深く見比べてみてください。
*ベクソンポンプを使用しています。
 

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最近はポンプもいろいろ。

*小柄な方がデッキの高い/深いカヤックに乗った場合は
コーミングにポンプを当てて支えを得ます。
(できれば浮力体の柔らかい部分をコーミング/縁にあてがうと、
力もかけやすく、より楽に支えを得やすくなります。)
 斜めにポンプはなりますが、ほとんど排水できます。
支えを腕だけにたよると、力を消耗します。

 デッキの低いカヤックではスコッティー/ショートタイプなど、
管の長さの短いビルジポンプを選ぶのも手です。
 一回の排水量は減りますが、ストロークが短くなります。
シリウススポーツで販売されています。

 水量が残り少なくなったら、ビルジスポンジでとります。
専用スポンジのビルジバディだと、砂も一緒に取れてスムーズです。

 詳しくはお近くのシーカヤックスクールで習ってみてください。
ちょっとしたことに気がつかずに、ずっと損する場合があります。

 ポンピングは個人差や艇の違いはありますが、
試してみると楽なポジションがきっとあるはずです。
セルフレスキュー時の不安を軽減できます。
 練習しといても損はないでしょう。

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