『三風四雨、早春漕海』 番外編
- Category: 旅・ニセコ 知床 小笠原 九州島
- 2006年05月04日

岸良で散策。何もないようでいろいろある。
黒潮と宇宙の町『内之浦町』
漁師言葉の『三風四雨』。
1週間のうち三日雨降り、四日風が吹く。
そんな季節のことをあらわす。
同じ言葉でも三浦半島の漁師と、豊後水道では季節が微妙に違うのがおもしろい。
言葉がその海域の季節の印象と結びついている。
伊豆なら風の名前『おおにし』『ならい』とかね。
牛深なら『はえ』の風。
今回の旅の間もそんな毎日でした。

開聞岳の手前のビーチで休憩。天気が良い日は暑い。
2006トリノのテーマソング小田和正の『まっしろ』を鼻歌に漕いできたけど、
鹿児島はすっかり春の気配。
夕暮れには草原が虫の音でにぎやかだ。
漁港では蚊にさされるし。