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『三風四雨、早春漕海』      【七】 ¥1.500の定食


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秋目の民宿『がんじん荘』のお昼定食¥1.500
カワハギのキモ絶品でした。

2月19日、日曜日。この日は観光。

サトウキビのタネを民宿のおばあちゃんにみせてもらう。
『私はもう歯が駄目だけど、子供の頃、運動会でかじったものだよ。
当時は甘いものがなかったから。』

 タネはクキの一部分で、奄美大島から天草にも送られていると知って驚く。
 ナダカヤックスのある佐伊津町は天草で唯一つのサトウキビ製糖工場があります。
レンガのように堅くなくて、ほっくりした黒砂糖はおいしい。
海はどこかでつながっている。



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鹿児島はポンカンの季節は終わってタンカンが主流でした。

 鹿児島の水がカルキやヨード薬品臭くてちょっと残念。
普段、井戸水で暮らしているので、鹿児島は水道水があわない。
 ここだけでなく、全域でまずかった。地元の方もおいしくないといわれて納得。
焼酎と山の水はうまいのに。


家内は午後二時半に出発。本渡の自宅に着いたのは午後7時半。
下道と長島海峡のフェリーで牛深へ。牛深からは1時間かからず本渡へ。

 横殴りの雨の中、東屋の下でテントを張る。
雨だれと激しい波音のハーモニー。
雨・雨・雨。日記を書く手が冷たくなり上手く動かない。

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 今回の装備。6個のドライバッグ(圧縮前)とリッジレスト。
冬はなにかとかさばり量も多い。
バウにウレタンマットとバッグ3個、スターンに3個です。

 エアマットは一度濡れると乾かないし、膨らますのが面倒なので今回はこれ。
寝袋とテントのバッグは圧縮前です。
 ドライバッグの圧縮の仕方はスクールやショップで習ってください。
意外と知らない方が多いみたい。


 ビニル袋は濡れたウエア類。寝袋の中に入れて寝ると
朝着るときに暖かい。着干しは冬山登山と一緒だ。

 ガスカートリッジも1本ビニルに包んで寝袋で一緒に寝ます。
丈夫なビニル袋にいれないと、カンのするどい縁で足を怪我したりします。

 毎日、乾かすことのできない状況で朝6時に気温3度以下で、
濡れた下着/ウエット他を着てみて欲しい。ちじこまります(大分弁かも)

漕いでいると時々、ふと昔のことを思い出したりするのだけれど。
主に恥ずかしい体験、失敗談が多い。

 『インストラクションもガイディングも経験から裏打ちされたものでなくては
ただの虚構なのではないか?』と、ふと疑問が起きる。
 スクールのためのスクールをやっているのではと、疑問を抱く時がある。
 本当のシーカヤックを伝えているか?とときどき自問する。
でも、本当ってなんだろう?

旅から学ぶものは大きい。僕はまだまだ初心者だ。

 毎日天気予報が当たらない。全く当たらない。
占いのほうがまだ気分が良い。
 iモードで細かいチェックができるけど、途中から馬鹿らしくなって
警報・注意報のチェックと天気図くらいしか見なくなった。
 気象庁は天気が外れたからといって
訴訟を起こされないのだろう。 それにしてもあんまりだ。

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