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『三風四雨、早春漕海』      【六】 吹上浜を南下


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2月18日土曜日。市来吹上から笠沙町へ。

冷え込み厳しく1時と4時に目が覚めた。朝のテントの中は3度だ。
7時に出艇。

 吹上浜は何処まで行ってもダンパーの浜だった。
トイレに上がるのも面倒でスポンジで用を足す。

 ちょっとこぼしてしまいました。
 

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越路海岸のサーフに上陸。遠浅と河口のため延々とサーフゾーン。
カヤックは波の中で生き物のように動いてくれる。
人とカヤックが一体になったような感触がうれしい。

 午後から少しシケた。
『三寒四温』ではない『三風四雨』の日々が続く。
14日間でまともに晴れたのは2日間のみ。

14時、片浦の民宿『笠沙路』下の小浦漁港に上陸。
この日はしけたため漁船はでなかったと漁師さんに言われた。

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笠沙町の小岳を目指す。
 ここでナビゲーションミスを起こす。なんと現在地が分からない。

 同じような堤防で囲まれた干拓地が連続したため、
上陸地点を手前にあると勘違いした。
 『10万分の一』道路マップにはきちんと港の堤防がのっていなかったみたい。
干潮で島ではないところが島になっていたのも混乱のもと。
やっぱり『五万分の一』の地形図が欲しい。

 確認を取る為に野間岳ともう一つのピークから割り出して
数キロ進むが結果的にOKでほっとする。
横殴りの雨風とガスも演出に一役買ってくれた。

 そして二つの島が細長い半島と背景が重なり勘違いをした。
地図の縮尺によってはモノの存在が全くなくなるマジックが起こる場合も
あるけれど、今回は単純なミスでした。
 地図の縮尺から想像できることを怠っただけなのかもしれない。

 雨の中、家内と小浦の小さな港で合流して野間池のお風呂に。
海鮮ラーメン¥600もおいしかった。

 温泉にニガリをつかった湯船があった。
数日前にオシリが切れた僕は
入った瞬間に『ぎゃっ!』と声を上げて退散した。しみた。

 この日は民宿『笠沙路』に投宿。1泊2食¥6.000
小浦の港/砂浜から歩いて5分。見晴らしの良い民泊の宿。
ご主人は漁師さんです。

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