『三風四雨、早春漕海』 【五】 自然歩道を歩く。
- Category: 旅・ニセコ 知床 小笠原 九州島
- 2006年03月21日

6時起床。
朝凪ぐ。海は凪いでいるが雲は空を飛ぶように南へ向かう。
天気も良いので停滞を決めた。
なにひとつ乾いた装備はないので、干し物には良い。
広大な松林の中の自然歩道を戸崎鼻まで歩く。
白砂青松とはこのことか。
すばらしいトレールが3キロほど続く。棘がある木が多い。
グミも多かった。古い島津の紋章のある神社や、人の手が入ったお墓。

午後、あまりの風の強さにテントのゴムが擦り切れそうになる。
松林の中に移動。
コインランドリーで服を乾かしているあいだに
歴史資料館にいく。今夜は乾いた寝袋で寝れる。
市来の由来も分かった。
蓑の材料に椰子の皮をつかったものが印象深い。
(宮崎地方でもやはり椰子の皮を使う。山のほうは藁)
日本は歴史も文化も人もおもしろい。

今日も温泉へ。¥250
お昼から何故かジョイフルへ。
夜は国民宿舎の4階レストラン『アクア』へ。陶板膳と生ビール。