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『三風四雨、早春漕海』      【三】阿久根へ


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脇本サンセットビーチから唐浜海水浴場へ。

べた凪できりがうっすらかかる暖かい海に漕ぎ出す。
じきに南西の強風と雨に叩かれながら南下することに。
 早春の天気は変りやすい。



015
阿久根大島が霧のかなたに浮かび上がる。

この日は川内原発・火力発電所の煙突が目印だ。

019
キャンプ地(唐浜海水浴場)に友人の森夫妻が現れてびっくり。
しんちゃん写真ありがとう。
良くここがわかったなあ。

 森さんの奥さんに教えてもらったのだが、
コンクリートの上に無数のカタツムリが塩をなめに集まっていた。
殻だけ残っていたらミステリーだ。

雷がゴロゴロなる中で、次の嵐に備えて、
 装備とカヤックを浜から4往復して屋根の下に運び上げた。
パフィンに比べたら全く苦にならない。

今夜、前線と低気圧が接近する。屋根の下にもかかわらず、
一晩中横殴りの雨と風でなにもかもびしょぬれに。
天気の悪い日の停滞は何の意味もない。

 このあと、毎日がテントの耐風・防水試験のような日々が始まる。
10年近いテントのフライはあらゆる目止めテープが剥離しはじめていた。
 ロープワークを駆使して耐える。泥投げゲームなら負けない。
最後まで立っていれば良いのだから。

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