今日のコースから 茂木根 冬の高凪シケのもと(三浦半島の漁師言葉から) PM2.5 45~54
- Category: スクールレポート 気象/潮汐/ログ
- 2017年02月14日

浮かぶだけでも気持ちがいい。気持ちが晴れ晴れします。
透明度が高い冬。
ベタ凪の海。
試乗なのだけど、海が良いと
つい漕いでしまう。
ご参加ありがとうございます。

朝は雷のためスタートを30分遅らせる。
前後1時間くらい雷音をAMラジオでワッチし続ける。
局地的悪天候というやつです。
早朝に雨が降って、妙だな?と思っていた。
霧が晴れて、PM2.5のような靄がどんどん濃くなる。
まるで疑似好天。
そして鏡のように凪いだ海を
強風が大好きなカツオドリの群れが隊列を組んで渡っていく。
これで絶対おかしいと確信する。

本渡港の折り返しで赤灯台へバウを向けようと振り返ると、
すでに北西風が幾筋も有明海へ抜け始めている。
こうなったら、時間の問題。
迷わず岸寄り3メートル。
茂木根につく頃には結構なニシ風に
ワシントンヤシが揺れていた。
これだから冬のカヤックは面白い。
海はまったく油断がならない。
正しくは、どこにも安全な海などない。
技量と水温に合わせた重ね着と装備を。