2011/07/12下降気流「ダウンバースト」
- Category: スクールレポート 気象/潮汐/ログ
- 2011年07月14日

2011/07/12/14:42撮影 見かけ上、積乱雲が回転しているように見える。まるでラピュタ?
画面左方面 金峰山上空に強烈に発達を続けるもう一つの積乱雲がある。
阿蘇へ移動中 宇土から益城町方面の空をみながら、
スーパーセル、ダウンバースト、ガストフロント のキーワードがぐるぐる。
2009/07/15 築の島でのビバークを思い出す。
益城 空港ICで降りるときは暴風雨。
支払いのときに積んでいたペンギンが斜めに吹き飛ばされて
ベルトを締めなおす。
大気が集まる大きな力を感じ、陸橋下の路肩に車を寄せる。
第二空港線の陸橋下でアラシをやり過ごす。
コンクリートの屋根に優るものなし。
松橋ICから移動中、車を隠す場所はここしか考えられなかった。
(*ビバーク場所を常に考えるのは半分職業病です。)
真っ白な道路に後続車が次々と消えていくがじっと待つ。
5分も停車して様子見た後出発。
直後に左から合流する道路で街路樹が倒れ
タンクローリーなど車7~8台が立ち往生。
パトカーがサイレンを鳴らしてやってくる。
あちらこちらで飛ばされた小枝や落ち葉、
一気に降ったため水溜りが左車線を覆う。
このときも上空と地上で反対くらい風向きが違う。
海の上でなくてよかった。
商売は客に油断ができぬものだが、
自然は常に油断のできないもの。

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クマニチ より
突風や雷…街路樹倒れる 県内は局地的に大荒れ 2011年07月12日
県内は12日午後、積乱雲が発達した影響で、局地的に突風や強い雨、雷に見舞われた。益城町では街路樹2本が倒れ、道路をふさいだ。
熊本地方気象台によると、上空の寒気と強い日射の影響で積乱雲が発達。積乱雲から地上に強い風が吹き出し、大気の状態が不安定になった。
熊本市では午後3時27分、18・8メートルの最大瞬間風速を記録。午後3時10分から同4時20分までの間に断続的に雷を観測した。山鹿市鹿北では午後5時までの1時間に25・5ミリの強い雨が降った。
益城町惣領の県道益城菊陽線では、午後3時すぎに街路樹のケヤキ2本が倒れ、1本が車道をふさいだため、約1時間、通行規制された。ケヤキは根元の直径20~25センチ、高さ5~6メートルで、根が浮き上がるような状態で倒れていた。同気象台は上空からの極端に強い下降気流「ダウンバースト」で倒れた可能性もあるとみて調べている