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ラピッドでイルカと追いかけっこ  (往復18キロ)


天草 シーカヤック8800
 今年の春から月1回ペースで、スクールに参加していただいているご夫妻と海峡の海へ。
レベルアップをはかるため、大潮の最強流の流れへ漕ぎ出す。
 スクール6回目のご褒美はイルカの群れとの遭遇です。

 たまたまウォッチングボートが2隻になり接近するチャンスが生まれました。
わずかな時間でしたが子イルカのジャンプも観察できて良かったです。
3隻目、4隻目と交代のボートが集まり始めたので、
確保していた退路から、素早く撤収して帰途に着きます。
画像には写ってはいませんが、写真右側は200メートル四方の白波の瀬です。
吸い込まれないように常にサーフィンか漕ぎ続けます。
 


個人的には磯にいたさまざまなタカラガイやタコノマクラ
魚たちの方が興味がわきました。

 来月、三浦半島で葉山の『しおさい博物館』を訪ねて、
『三浦半島の打ち上げタカラガイ』を探してこよう。
50種類以上のタカラガイが写真と文で詳しく紹介されています。

公園の東屋の下で横殴りの雨をしのぎ、潮をじっと待ちます。
待つこともカヤックのうちです。
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雨雨雨霧、風風潮、風と潮は見方につけれるけれど。

 『カヤックでイルカを見に行きたい』 
時々、問い合わせがありますので参考までに。
 ここまでの参加回数としては、初心者スクール3回、ロール&レスキュー1回、
ベーステクニックスクール3回の途中ぐらいでしょうか。

 これまでの他の参加者もスクール10回前後です。
このぐらい経験を積めば、20キロ近くは漕げますし、
イルカ探しに余裕を持って参加できます。
 現場は潮が速く、漁船、釣船、ウオッチングボート(5~18隻)
プレジャーボートなど他の船舶が多くて、常に周囲に気を配ります。
海域、潮の動きを熟知して、先を常に読んで行動しなければなりません。
そして、中途半端なスキルでは入れません。
その海を時速50キロ以上で泳ぐイルカを探して漕ぎます。

 スクールも最初の頃は一日で5キロくらい、やがて10キロを越えて、
今回は18キロ漕ぎました。

ご夫婦で自艇での参加、いつもありがとうございます。
 自艇参加者はマイカヤックで練習ができるので上達が早いですね。

 *付近の流速は大潮最大時の下げ潮流で5.2knt≒9.6km/h。
時速10キロの流れる海を往復約18キロです。
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 途中で現れる瀬に突入。

 今回はミストラルに途中からチェンジしました。
ひざから下がしびれて感覚がないのはかなり問題です。
 旧ショアラインは体格の良い方には小さくて快適ではありません。
 
  残念ながら、体格に合わないカヤックやスキルに合わないカヤックに
無理やり乗っている人が見受けられます。
そして買ったあとから相談を受けます。
 シーカヤックの販売には専門の知識と実際の経験が必要だとは思うのですが。

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