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浮沈


 商売なので浮き沈みはある。


店が暇なときでもやることがあることを経験から知っていれば良いが、
新しく入ったスタッフはそんなとき、どうしたらよいか分からないもの。

 先輩が後輩にこんなときはこうするものだと、そうした心がけを伝えて欲しい。
飲食店ならば、店内、店外のチェック、掃除、POPのリニューアル
開店時はお客様の気にならないよう、店内の見回りやチェックなど、いろいろ行うことはあるはず。
 
 
日々の業務に熱心に取り組むのはもちろんのことですが、
毎日いたずらに時間がすぎてしまうことを避けること。
 小さなミーティングでのディスカッションや、レビューを日々持ち合うこと、
現在のお店の売り上げ、接客や挨拶、掃除、さまざまなビジネス上の行動について評価し合い、
共通の認識と目標をもつこと。
 新しい試みやアイディアも大事ですが、積み重ねのなかでこそいかせるもの。

若いスタッフはまだ、全体を見渡して動けるほどにはいたっていない。
目の前の仕事をこなすことで一杯。
 彼らの若さを生かす現場作りをリーダーだけでなく、
中間の立場のスタッフたちに行ってもらうこと。
 なぜなら、彼らがポジション的に一番余裕のある戦力だから。
リーダーが動けずともサブリーダーに率先して行動してもらうこと。

 フォワードと、バックスに現場が分かれている場合はそれぞれの持ち場の
エリアを越えて話をもつこともありです。
ナンバーエイトが要るはず。

 スタッフはお店の外でもプロであることを意識して欲しい。
商売上のアンテナを張り、自分自身が広告であることを知っておいて欲しい。
 固定の店舗があるとメリットも多いが、待ちの姿勢に陥りやすい。
出て行って獲物を狩るくらいの意気込みはあってしかるべき。
オープンしたての頃はそんな勢いもあったはず。

 不景気や新型インフルエンザもあるけれど、どこかで必ず食べるのだから、
そんなときに自信もってお客様を迎えられるように準備しておかなくてはならない。

 これから年末へ向かいます。
食うんだったら旨いほうが良いでしょ?
 
 なじみの店があれば家族や友人と食べに行ってよ。
 

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