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カール練習  レスキューの考え方について    NO.1


カール001
 photo シーライオンでバウ・スクォートを楽しむリチャード

 2年前の冬、初めてみた困難なレスキュー『The Curl』 カール
そしてHIレスキューとスイマー・レスキューへの連携。

参考資料
『シーカヤッキング 長距離カヤック航海の世界』ジョン・ダウド著
並松征彦訳 内田正洋監修  山と渓谷社刊 152項


カース2
photo サブマリナブル仕様のシャドウに乗るリアン。

スクールではそもそも何故それを、
何のために練習するかについて参加者と話します。

 カヤッカーは他人に頼ることなく、
できるだけ自分の力で自然の中で活動しています。
 セルフレスキューはもちろん他の艇、人に対するレスキューも
体得すべきでしょう。

 そのためには考えられる危険な状況を想定して
準備しておかなければなりません。
 そう、明日レスキューテクニックが役立つかもしれません。
そして、テクニックが通用しないかもしれません。

想像外のことが起きて、それに対処することをスクールでは
学べませんし、実際に遭遇してみないと分からない事態も
あるでしょう。

 それでも、対処できない『想像外のリスク』を一つずつ減らす為に
レスキュー・トレーニングを続けなければなりません。
これには一般もプロも関係ありません。

 そのためには継続した練習が必要です。
一回やったら終わりではありません。

 自転車旅行でパンク修理ができない人はいないでしょう。
パンクが予想されているから、そのための準備をするはずです。
カヤックも一緒です。

 このテーマで書き始めると終わりはありません。
不定期で続けたいと思います。重複した内容になる場合も
考えられます。それに、現在の私の足りない経験で
書けることには限りがあります。

 *カールなどレスキューの練習は、
練習自体が高いリスクを伴います。
安易に見よう見真似で行わないように。
 行って初めてFRPのカヤックが沈没することに
気がついてからでは遅すぎます。
 お近くのシーカヤックスクールのインストラクターの下で行ってください。

 
 
 

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