サーフ講習/サーフ・トレーニング その8 インパクト
- Category: サーフ講習 シーカヤック 2005~
- 2005年04月24日

photo 日向市小倉が浜でのサーフィン
波を越える時写真のようにパドルを構えていると、
もう少し大きな波や力のあるスープだと、
ブレードを波にかられて
バック・サーフィンになる場合もあります。
波を抜ける瞬間のブレードの位置は波の向こうの海面にあり、
そこに強力にドローストロークで海面を自分に向かって引き寄せます。
後ろに戻されることもなく、波のパワーをまともに受けずにすみます。
実はこの突入時のスターン・ラダーに近い姿勢のとき、
どちらかの腕が波しぶきも受けてくれて、視界の確保も
できます。サーフでのスターンラダーが正しくできる人は
自然に使っているかもしれません。
波の大きさにもよりますが、
ここでサーフの経験者と初心者の見分けがつきます。
小さな波でべチャべチャに波しぶきをくらっていませんか?
この動きからロールのセットはもちろん、クロス・バウ・ラダー、
と連携した隙のない動作を身につけましょう。
インパクトの瞬間のバウの向きは厳密にいえば、
わずかに左右に振っておきます。斜めに波を切り裂いて、
突入できるので、波のインパクトをわずかにかわすことができます。
真正面から力技でぶつかると胸に波がまともにあたり、
そのまま後ろにひっくり返されてしまう場合もあります。
そしてギャラリーはかなり沸きます。
サーフ・トレーニングの話も残り2回です。
話だけでなく、近くのシーカヤックスクールで
みっちりサーフ講習を受けてみてください。
WEBで伝えれることなんて、たかが知れています。