天草だより(おしらせBLOG) > サーフ講習  シーカヤック 2005~

スターン・ラダーを実戦で使う。~若宮ラピッド


シーカヤック サーフ講習スターン
photo  若宮ラピッドでシーライオンをぶっとばすリチャード

 スクールで天候やフィットネス度により、場合によっては
初日に覚えることもあるテクニックのひとつ、
スターン・ラダー。
風の中や追い波でのサーフィンには欠かせない技術の一つです。
 タイダルラピッドではカヤックのスピードを殺さず、
波を乗り継ぎ上流に向かいます。





 そのため単にラダーで舵を入れるだけでなく、
エッジングを取り入れて、微妙な進行方向の調整を
同時に行いあます。連続した追い波サーフィンができない人は
ここが練習のポイントになります。これは静水でのいくつかの
練習により体得できます。
シーカヤック サーフ講習ラダー
photo ラダーは一瞬の間、空中に飛び出す。
 
 ラダーの有無にかかわらずできたほうが、
より様々な条件の海で漕げるようになります。
なぜなら、波の力によるラダーブレードのねじれや、
 サーフィン中ラダーが海上に飛び出してしまう
瞬間が必ずあり、常に舵が効いているわけではないからです。
潮流のフェリーグライドでも効果があります。

 また、ラダーのないカヤックで横風を常に受けるツーリングでは
これができるのとできないのとでは、大きな差になります。
さらにその際はカービング・ターンも併用します。
 安全に楽して先に進みたいのであれば、
その分は練習をつむことになります。

 全てではないですが、普段漕いでいる場所の地理的な要素により、
テクニックが発達する場合も
あるのではないでしょうか?

 南北に伸びた三浦半島の西海岸のツーリングは
夏のオンショア(南西)、
冬のオフショア(北東)で、誰でも
自然とスターンラダーを使うことになります。
 葉山や久留和、荒崎で北上中、
常に岸に向いてしまうカヤックを何度も
沖に向ける動作を繰り返すことがありませんか?

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