エッジの切り返しの速さを3倍上げる
- Category: スクールレポート 気象/潮汐/ログ
- 2022年01月04日

この画像の態勢まで来ていたら、ブラントもスクリューも、あとは回るだけ。
ドロッピングエッジで体重をかけすぎないように。
重いエッジを行うと、切り返すにも動作が遅れます。
まず、ボートが失速します。
サッサとエッジを切り返すように!
あとちょっと、もう少しですね。
ちなみにこの体制から、この瞬間に
バックデッキロールしてたら、エアースクリューできてます。
お手本で良いイメージを取り込んで、技への集中力あげていきましょう。

テイクオフ、きっかけのストローク、ドロッピングエッジの切り返し
この3つが同時に集中してできているとき、ボートは強く軽く回っていく。
ロールが失敗するときは頭が上がって、返しが弱くて、間違った向きにブレードが動いてるもの。
この3つが正しくできていれば、簡単に、どこにも力いらずにロールが成功する。

エアリアル 高角度を目指して。
①エッジの切り返しの速さを3倍上げること。エッジに体重をかけすぎないこと。
②トップポジションからテイクオフすること
③静水練習ではお手付きリーンクリーン。
バウを刺すのを意識するのではなく、
優先するのは、スターンが高く跳ね上がった型をメイクすること。スターンを跳ね上げるとき、コシ、ケツを空へ向けることがポイント。
そのためにはもう一点、『手を着く場所』
ブレードで水面をプッシュする場所を研究すること。
遠い、近い、どこにつくか?
04:00 リーンクリーン
4:08 動画から
① リーンクリーンでパドルを1ストローク補助する動きができたら
②静水で助走をつけてこの動きを行う練習も並行して進めると効果的
20メートルくらいを左右打ち分けながらエッジング、逆側にバウを落として、
かつ、スターンの跳ね上げでコシを頭よりぐっと上に向かってあげる動きを行う。
静水ブラントの練習。
また、川であれば、③流水で上流からエディーライン侵入を利用した
同じ動きで行うブラント練習も並行して行う。
(*どこにでもある小さな流れでもできる、エディーラインの流速差を利用して踏み切る練習方法です)
当然ながら、いきなりウエーブで練習しても身体が速く動かない。
とにかく勝手に、瞬時に、身体が反応するほど反復練習が必要。
練習メニューの一つなので、1時間通し稽古でやらなくてもよい。
毎回、最低各10本づつ練習すること。
やればボートが教えてくれる。自分が、それに気が付くかどうか?
リバースストロークを一手だけ補助するリーンクリーンの練習が効果あり。
ハンドパドルで練習するときは全く自然なストロークなのだけど、
パドルを持ってしまうと出ないもの。
これがブラントの動きだから。
小さくてもスターンが垂直に跳ねあがったブラントが1本だけあり、満足。
静水リーンクリーンをしっかりやらねば。
When SURF meets KAYAK from RiverElements on Vimeo.
When SURF meets KAYAK3:01 サーフブラント お手本
このシーンがブラントの一連の動作 バウンス、逆エッジング、切り返し 空中で縦回転 バックサーフで着水
を覚えるのに最適な動画です。
探しましが、この角度からの映像はなかなかありません。
最初の頃は動きが速すぎて、なにやってるのかわかりませんでした。
4:03 パンナムもスローでわかり易い。
パンナムの練習を続けていると、やがてエアスクリューが見えてきます。
意外とすぐそこです。ポイントはよい練習場所の確保です。
海の波が一番シンプルで良いと思います。
水面の硬さが弱い、流速が遅い場合は無理して撃たないように。
度重なる瞬発力に準備のできていない肩、ヒジ、手首は故障します。
ボトムが固いコンペ仕様を選択するのも手です。