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6/13(火曜日)ベーステクニックスクール/初めてのロックガーデン


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カヤックはノースショアデザイン/ミストラル
頑丈、動きの良さ、ラフなコンデションでの操作性が光る。
カヤックを操る楽しみを教えてくれる1艇です。

入り口はこんな感じ。なんてことはないように見えます。
 海の表情は常に変ります。
初心者スクールでここを通過できる時は、
相当海況にめぐまれています。

 ロックガーデンは自分とカヤックのポテンシャルを知る良い場所のひとつです。


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接近すると徐々に全貌が明らかになります。

 この緊張した感じは阿蘇のクラッシックルート鷲ヶ峰の入り口、
通称『関門』の雰囲気に似ています。
厳冬期の登攀にむかうクライマーはそこで身支度を整えます。

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干潮一杯で底が見えるくらい浅くなった水路に
大量の海水がなだれ込みます。

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狭い海食洞窟内は一気に満水。
通過するタイミングはまるでロシアン・ルーレット。

 どうパドルするか?ある程度想像しながら突っ込みます。
あらかじめどう動くか、先を読んでいくつか決めておきます。

 最初の頃はハルやガンネル、バウやスターンの先端を
ぶつけたりこすったりします。
 ラダーのあるカヤックで行うと、
ラダー部分を岩壁に押し付けられたままサーフィンしてしまい、
ワイヤーが切れかけたりします。
お気に入りのジャケットに穴が開いたりします。

 自分のスキルで入れるレベルの場所か?
沈しないブレイスは身につけたか?
 沈したらどうするか?セットの間隔は?
自分とカヤックのダメージは最大どれくらい?

 狭いところは波に乗って右のスターンラダー、
抜けたらすぐに右にローブレイスターン。というふうにイメージ。
 その後、十分な下見をしておいた安全なルートから脱出。

見極める力と成功するイメージを持つことが大事です。

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