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11月連休 天草キャンプツアーから スノーケルと温泉と焚き火とツーリングと。


お客様から画像をいただきました。
いつも画像を送っていただいてありがとうございます。

初めてのシーカヤックキャンプはいかがでしたか?

心のフル放電とフル充電 できましたか?

FireRabbit東シナ海へ沈む月と焚き火と天の川。

待ち合わせ場所の松林。焚き付け用に松ぼっくりをビニル袋一杯ひろう。


焚き火の風向きに対するマキのくべ方をしってますか?
工夫をすれば、湿気った流木でもすぐに炎を立てれます。

地面に熱を奪われないようにするためには?
太太中中細細細細中中太太
風に向きに対して平行に二の字にの字
焚き付けのポイントとおきて破りの着火方法
早く火が付けばよいのです。



確かに気分はカルシファーですね。


 一番大事なのは付近に延焼させないこと、
できるかぎり焚き火跡を残さないことです。
大潮の満潮ラインより下でやるか、
近日中に海に何度も洗われる場所がよいです。

 私は風向きや条件がそろわない時、
目的がない無理な焚き火はしません。
なくてもなんとでもなりますし、理由なく大きな炎はいりません。
燠ができた時に、コンパクトな焚き火になるようにイメージを持ちます。
ご飯を炊く人数にもよりますが、
火の範囲がただ大きいと調理作業に向きません。
火の列を縦長にしておかないと。
コールマンの3バーナーみたいなイメージで。
今どき、だれも知らない見たこともないかもね。



今回、夜間も18℃と快適すぎるほど。
昼間はウグイスが鳴き、夜はタイワンクツワムシの合唱。
11月のキャンプは最高でした。


null砂月浦
リールの喫水線を確認

海は透明です。知らなかった?




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低い岩登りも好きです。クライマーに乾いた岩の匂いはたまらない。

今回、夕食は食べに行き、温泉に入り、キャンプ場に泊まる
まあ、シーカヤックキャンプとは言えないのですが、
違和感もなく、結局やってよかった!と思っています。

 牛深でものんびりスノーケルして夕方16時にあがり、
17時に片付け撤収、
日没17:28後の西海岸をドライブして苓北に18時りんせんの湯。
19時に外食、20時にキャンプ場でヘッドランプでテント設営。
それから下の白岩崎の陶石の浜で
午前1時半まで焚き火ワインを楽しんでいました。

 今回、レンタル参加料金は1日¥10.000-(税込み)で、
二日間で¥20.000-(税込み)です。
食事¥1.050- 温泉¥500-他は実費になります。
まことに手抜きですみません。
 奴寿司の大将みたいな勘定ですね。


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カナディアンストローク
片側だけで漕げると、イロイロなにかと便利です。
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いつも雲と風を観ています。
キャンプで精細な気象データもないので、基本は観天望気。

 スマホ買いましょう?ネットに接続しましょう!?
令和に、いまだにドコモ/らくらくホンです。
ゲストを案内したい自分の好きな現場は、どこもほぼ圏外ですから。


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ウォーターフィールドカヤックス 2020プロトタイプ 『リール』

 慣れてきて情が移ってきました。
2020年。不知火2を手放してもよいカヤックが現れるとは。

ロックガーデンでのスイスイな取り回しが楽しすぎる。

ラダー付きならお客様も最初から楽しめるかな。
スケッグのトラブルは、ラダーのトラブルよりストレスがある。
 両方のシステムで25年くらい使っていますが、
どちらも分解してメンテできます。
全パーツ類の耐久性、パーツ交換の簡易さ、
など含めて考えると最近そう思います。

 特にスクールやツアーに関しては
初めての方は風波の中でスケッグの調整が難。
並漕する誰かが指示を出す必要がある。
ガイドの誰もが初心者を風上に漕がせるライン取りができるわけではない。
皆さん そこまで海を読んでいるのかな?

 ここに書いてあることは、一つの感想にすぎません。
自分自身シーカヤッカーとして様々な経験が足りないし、
何か申し上げるほどの力量があるわけではないですから。


 経験者が乗り込んだ自艇なら心配いらない。
試乗は一回乗っただけではわからない。
乗り込むことでいろいろ試せるし、
いろんな海況での反応が楽しい。
今回、この艇に限っては、とても軽いのが一番。

 実はこれまでシメスタを入れないのは、
私の力では本体重量が重いからです。
 もともと試乗艇のソラマメ色の不知火Ⅱの軽量さに
20年間慣れ切ってしまってます。

しかし、現実に初心者がグラスファイバーのカヤックを最初から漕ぐ時代です。
ポリ艇を1艇乗りつぶしてから、カーボンやFRPボートへという時代でもない。
一歩一歩経験を積んで練習をこなしてからではなく、上達の過程はなく
『いきなりカーボン』なのだろうね。

ハイ。頑丈にこしたことがないです。

 それでもチョイ乗りツーリングでは、
カヤックが重いと車に積む気持ちにも、乗る気にも起こらない。
強度と重量と、目的別にカヤックを選ぶこと。
何艇も所有するのも。
悩ましいですね。


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