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2018/06/27(水曜日) 天草白南風 雲り/晴れ 32℃ 天草波情報 南風13M/S


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短期予報解説資料1 2018年6月27日03時40分発表 気象庁 予報部

③ 2 項①の低気圧や前線の周辺で気圧の傾きが大きくなり、
日本海側は南西風の吹送距離も長くなるためしける見込み。
北日本から西日本の広い範囲で強風や高波に注意。
27 日は北日本で最大20 メートルの非常に強い風が吹く見込みで暴風に警戒。


1.実況上の着目点

① 500hPa 5760~5820m の流れに対応して梅雨前線が華北から
朝鮮半島を通って北陸付近にのびている。

前線上の低気圧はやや発達して日本海中部を東北東進中。
北日本を中心に降水域が広がっている。
前線や低気圧の南側では下層暖湿気(850hPa 相当温位345K 以上)が流入しており
北陸沖では発雷を検知した。

② 日本海側を中心に気圧の傾きが大きくなって、南寄りの風が強まってきており、
西日本の沿岸部では 15m/s 以上の強い風が吹いている。


2.主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点

① 1 項①の低気圧は、27 日未明以降は最大風速40kt[GW]で日本海を進み、
27 日昼過ぎから夜にかけて北海道を通過し、28 日には千島近海を進む。

低気圧や前線の南側には下層暖湿気(850hPa 相当温位345K 以上)が
流入し大気の状態が不安定。
27 日は東北日本海側中心に大雨となり、非常に激しい雨の降る所がある。
28 日も梅雨前線が日本海から東北地方にのびるため、
東北地方や北陸地方を中心に激しい雨の降る所がある。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意し、落雷や突風、
降ひょうにも注意。

② 梅雨前線に向かって太平洋高気圧の縁辺をまわる下層暖湿気が入るため、
27 日から28 日にかけては東日本や西日本でも大気の状態が不安定で、
局地的に対流雲が発達し、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。
落雷、突風、短時間強雨に注意。

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