クラウドウォーカー 久住山へ
- Category: 話半分コラム 道具 技術
- 2017年11月02日

リンドウ多し。ヤマラッキョウ、マツムシソウまだ残っていた。
花の名前も山の名前も出てこなくなりました。

雪煙が伸びるように雲が湧く久住山。
ペリチェから望むローツェ・シャールとエベレストみたいでした。
天草を13時に出て、18時牧ノ戸へ。5時間
帰りは12時半長者原で16時半で本渡。4時間
(帰りは熊本空港IC~松橋IC¥660-やはり高速利用が速い。)
保育園の年長さん合宿のサポートで父と久住へ。
今年も20年近くサポートいただいている山岳会の皆様にお世話になりました。
しんがりをご一緒した方からいろいろ面白い話を伺いました。
ありがとうございました。
途中から疲労した園長先生のリュックサック一式を持ったり
下りでひざを痛めた引率のお母さんにストックを貸したり。
核心部の沓掛山は3回ハシゴ場を往復しました。
往路と復路でで6回くらい上下する。
バス三台分のピストン輸送。120人の子供達3班。
今回は大人が多かった気がします。
先生や親ががんばれーと声をかけるのではなくて
ここはこうやって通ります。後ろをついてきて。
ここを歩きますとか、アドバイスしたほうが良いです。
一定のペースでチームをひきいることもできない、
基本的に人を連れて山に行く経験のない人ばかりなので
手間がかかる。
それでも、道がある山など楽なものだ。
最近の登山事情は、道があるから迷うのだろうね。
高齢者と6歳児ばかりの山。
若者が少ない。
装備は一流。余分な荷物が多い高齢者が目立つ。
風と風向きに対して鈍感な人が多い。
鞍部から少し下がれば吹きっさらしにならずに済むものを、わかっていない。
5年前もそうですが、
この時期に限らず、午後2時から久住を目指すのはやめたほうが良い。
良くて日没から30分後に下山になる。
夜、峠の最低気温は1℃でした。
そういう人に限って装備が貧弱でした。
それとも、小さなパックに高級高額ライト&ファストが
ぎっしり詰まっているのだろうか?
運が尽きたら、それでおわりです。
愚かにも、その時に気が付くのかな?
翌日の早朝、長者原から出発した
大分県警山岳救助訓練を観ながら考えさせられた。