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艤装交換その2  ニンバス ソランダー  フェザークラフト フリップアップラダー上げ下げ操作コード交換 3ミリ


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ピアノ線で3ミリコードを引き込む作戦に。

ポリエステル12&16打ちロープ
3mm
12打ち
240kg
NO.110551 (\35) 現在のロープに比べて僅かに太い

 作業を終えて
今回選んだ細引きは伸び率も高くないので
十分ラダーコードに使えそうです。
 できれば3ミリではなく、2.5ミリが良かった。
2ミリでは細すぎる。なんでも現物をみないとわかりませんね。


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コシのあるピアノ線を先導。
アウターチューブの中をスムーズに繰り出す。

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ピアノ線末端をコードの末端に突き刺し折り返す。
このままではアウターチューブに入らないので

 余分な部分をハサミでカット。ライターであぶり成形。
チューブ内で詰まらないようになるべく細く。


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出てきたコードを二つのループに接続。
 最後に切りそろえるつもりで
コードは50センチくらい長さに余裕をもって切ったけど、
ぎりぎりになりました。
余分に1メートルくらい使ってよかった。

自在結びで仮止め。

 このロープ末端を結ぶ作業と、
ラダーブレード上部の穴を通して結び目を作る位置を出すことが
回数が必要。

 先日、水野さんにお尋ねした時は、こっち引いてあっち引いてを
何回か繰り返して結びコブの位置を出すことの意味が分からなかった。
フェザークラフトのパーツにはコブの位置に赤線引いてあるらしい。

 いただいた5ミリのコードは何か有効活用しよう。
使えないことに気が付いてさえいなかった自分が恥ずかしい。


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作業時間90分。
艇庫は今日も35℃。
36度以下にならないプールの監視業務に比べれば、楽。

バウとスターンのハッチカバーも新品に交換。
 
暑すぎて、前後のハッチバックルとセイフティベルトセットは次回に。

 セイフティベルトの交換は、3ホールのアイレットを外すため、
スターン側のショックコード、デッキラインの艤装を一回外して
テンションをフリーにしなくてはならないのが難。

 何回か使って、あたりをみてから調整します。


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 もう一度ソランダーを漕ぐとは思わなかったけれど、
次の10年普通に行けそうです。

ガイド用にはマリオン、アラシと軽量仕様の不知火Ⅱがあるので、
誰か良い人がいれば託したいものです。

そう遠くないうちに生産が終わってしまうかもしれませんが
ニンバスのカヤックにはいろんな思いが詰まっています。

先々のカヤックの心配より、自分の健康ですね。


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