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2006年初漕ぎツアーは化石の島『御所浦諸島』へ


1932
冬海シーズン。

長島海峡を背景に。右手が天草下島の東海岸。
左手が鹿児島県の獅子島から長島。つまり海の向こうは鹿児島県。

 カヤックの後ろに河浦町の富士山のような形の産島が見えます。
距離はここから15キロほどです。
島にはバンガローとキャンプ場があり、
周辺をイルカが回遊します。

1931
冬の御所浦諸島での注意点の一つは風向き。

 東に倉岳~老岳と竜ヶ岳、西に念珠岳、次郎丸の観海アルプスが
作る巨大な谷は、御所浦の海に北東の風を噴出す通り道です。

 海峡の横断中は強い潮流と風が海面を乱します。
船舶の往来も激しい場所もあるので、横断途中でも
潮流の瀬の真ん中でサーフィンをしながら待つ場合があります。
つまり、風を待っている場合に潮が変ってしまう場合もあります。
 ここでは用意周到なナビゲーションが必要です。
もちろんパワーで乗り切ってもよいです。

 御所浦島から横浦島を経て平瀬島への横断は
距離も長く途中での判断が何度も必要になります。

 悪い条件が重なる時は牧島から楠森島、平瀬島とつないだほうが
一つ一つの横断も短くリスクを減らせます。
 ソロよりも船足の揃わないグループの時は安全策をとるものです。

 常に潮と風を味方につけて漕ぎたいですね。
 
*この日のレイヤード
キャップ 
ローテータートップ、キャプリンMWアンダーウエア2枚重ね。
マーシャス・ウエットパンツ、MTIオーバーパンツ
MTIポギー

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