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コラム スターンラダーとエッジングのコンビネーション *再掲載 2010/06/12


月曜日のコースのテーマの一つです。
この表を自分なりに書き直して、頭の中で整理してみてください。

理解していなければその場で選択できないものです。

12(月) 3名様 空きあり  ベーステクニックコース  
*講習が中心です
エッジング/ロールほか
Ninja Edging
エッジングとスターンラダーのコンビネーションと切り返し
姿勢と股関節の使い方

天草シーカヤックNinja Edging
NSD/ミストラルを駆る岩魚さん  苓北町KDDでのサーフ講習にて。2005/8/16


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サーフィン中のスターンラダー/WFK スパルタン・キング 

風の中での進路の維持は段階を踏んでスキルアップするにつれて
バリエーションが増えます。

 


最初の頃はスィープ系のフォワードスイープ、リバーススイープ。
リバースでは動きは止まるが、確実に向きを変える。

 2段階目はラダー系のスターンラダー
カヤックの動きを止めずに効率よく進める。
この頃には横風の海でも、追い波の海でも使えるように練習が必要。

 3段階目にはヒザと体重移動によるカヤックの傾け(エッジ・エッジング)を使ったカービングターン。
 これを意識する頃には30キロ前後は通しで漕げるようになっているのでは。
傾きとそのタイミングだけでよいので、体力がさらに温存でき、
皆が口をそろえて言う『楽に、速く、より遠くに』が実践できます。
 
 4段階目はさらに入れたブレード角度と
ブレードのプライ、ドローのコンビネーションと進んでいきます。

 *写真では分かりやすくする為、ブレードを水中から抜き気味にして撮影しています。
クランク/ベントシャフトについての詳細はお近くの専門店でお尋ねください。

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ボートの傾け・進行方向 ブレードの傾け
それらにプライ/ドローの動きを加えます。

右だけで組合せはいくつありますか?
どの組合せが有効?有効でない?ドリルしてみて。

 全てのパターンを理解して実行できたら
次はバウラダー/クロスバウラダー に取り組んでみてください。

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静水でできないことは流水/動いている海面でもできないもの。

 カヤックの傾きをコントロールする為には
静水での徹底したエッジングとリーニング、
傾きだけを使ったターンの練習も効果的。

また、エッジングの切り返しで,
どこまでも進む練習や、海上に適当な距離のブイを二つ設置してS字走行、
そのバリエーションも自分でいろいろ見つけて試してみてください。
一見、ありえないような組み合わせにヒントがあります。

 進路の維持は最終的には全てのコンビネーションと
フォワードストロークに帰結します。
 経験を積むと無意識のうちにそれらを繰り出しています。

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