パドル ~どうして曲がっているの? その2
- Category: 話半分コラム 道具 技術
- 2006年02月04日

曲がり方にも種類があります。
シャフトが曲がっていると、ブレードを小指で引いてくる感じもよく、
小指に力が入りやすくしっかり握れる気がします。
また引いてくる時に手首の間接がまっすぐに近くなり、
力をこめて引きやすくなります。
エルゴやクランクなどのベントシャフトと
ストレートシャフトを交互に握ってこぐ姿勢をとれば気がつきます。
黒くて曲がっているとかっこいい?かもしれません。
お好きなものを選んで下さい。
実際は、見かけ以上の恩恵を得ることができます。
構造
クランクシャフトは2枚の左右のブレードと、左右のシャフト2本を
3箇所で接合して補強し作っています。
ATパドル/E-OSはシャフトの真ん中でのみ継いであるので
陽に透かすと補強材が透けて見えます。
接続部分が増えれば重くなりますがATはブレードとシャフトを
ネックの部分で一体成型してあるので軽さと強度が出ます。
強度
パドル自体の強度に関してして言えば接合部分が少ない、
ストレートシャフトが強く軽くなるようです。
握り幅にこだわらなくてもよいです。
シャフトの種類はいくつか存在しています。
例・握り幅・握りの太さ、長さ、重さ、しなり/堅さ、素材、他。
自分の漕ぎ方を理解して、選べるようになったら
既製品を選ぶか、オーダーする時にお尋ねください。
自分にあったものを探して、いろいろ使ってみるとよいですね。
肩が強くないのに硬いシャフトにキャッチの大きいブレードを組み合わせると
一漕ぎごとに身体にかかる負担も増えます。
漕ぎ方やツーリングのスタイルも考えます。
重いポリ艇でダッチオーブンやガタパウトチェアを積んで漕ぐのであれば、
キャッチの小さなパドルを選ぶでしょう。
間接に負担の少ない柔らかめのシャフトだったりします。
なにも分からない初めてのときはお任せがよいかもしれません。