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パドル ~どうして曲がっているの? その3


At1
photo ATパドル E-OSオーバーサイズ 220㎝/60度
まるで生き物のようなエルゴノミック・シャフト。
一本のパドルは使い込むたびに腕の延長になっていく。

 カーボンやケブラーカーボンがあるのにグラスシャフトを選んだ理由は
カーボンに比べて柔らかいから、しなりを使って漕げる。
肩や手首が頑丈ではないので、身体に優しいと思ってえらびました。
 ブレードがキャッチの強いOSなので、シャフトも堅いと
負担が大きいと考えていました。

 *個人的な使用感なので話半分で注意して読んでください。
暇な時期なので長いです。
春まで、ブログが更新できないくらい忙しくはなりそうにない。



 ダブルダッチのクランクははATのエルゴと比べて
スターンラダーが非常にしやすく感じます。
 これはブレードがスターンラダー時にはガンネルサイドから遠くなる為だと思う。

 そしてエルゴシャフトのブレードシャフト形状は
フォワードストローク時に、
より遠くの水をキャッチする為の形状をしていないということもわかる。

 この辺はシーカヤック専門店(まず、近所にありませんが)の
店員さんのほうが詳しいのではないでしょうか。
 使ってみた使用感から述べることしかできないので、
私の憶測も混じっています。


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もったいなくて使えなかったAT-SLもすっかり予備パドルに。
 このパドルはAT社のスタンダードになるようです。

 ブリーズについて
長さ215センチを使用。217センチも試してみたけれど
すぐになれてあまり変らなかったので215センチに戻しました。
身体をパドルにあわせる?パドルを身体にあわせる?どっち?
 シャフトが長くなると自然とピッチも長くなる。
これは漕ぎ手によると思います。

 ブリーズのフェザー角度は現在70度です。
 昔のパドルは90度か0度が多かったのですが
年々、80度70度60度45度と小さくなる傾向にあります。
角度が違うパドルを同時期に2本使うと、不器用な僕は
混乱します。

 ブリーズのキャッチ 
ダッシュが効くので、追い波サーフィンが楽しくなる。
でも、やはり荷物を満載したカヤックで
長時間漕ぐのには向いていない。
ツーリングにはガルがお勧めです。

 ブリーズだと、背中や腕がぱんぱんになり疲れてしまう。
(鍛えればOK)
 手首への負担はブレードが水を捕らえる力(キャッチ)が大きくなれば強くなります。
 キャッチの強いパドルは首が弱い人も注意です。

ある程度慣れてはしまいますが。無理は禁物。
 手に負えないパドルや、すぎたパドルはよい人にもらってもらいましょう。
 値段が高くて軽いからといっても、自分に合うかどうかは別問題です。

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