またイルカと追いかけっこ
- Category: イルカとシーカヤック 天草
- 2005年01月19日
平日はウオッチングボートも数艇と少ない時がある。
最近はPWC(ジェットスキーのこと)がイルカを
追いまわすようになった。このままではよそと同じで
イルカがいなくなるのではないだろうか?
ある日、17隻の船がいっせいに群れを囲む日があった。
風もなく凪の海だ。海面は油膜と排気臭、黒い煙が漂う。
乗客は奇声を上げてイルカに夢中だ。
その日は遠巻きに見ていた。
とても近寄れないし、潮は速い。
でも3頭のイルカが岸近くまでよってきていて、
僕はゆっくり彼らを追いかけた。
イルカを見るのは夏は早朝(6~9時)と夕方(5時以降)に限る。
KDDで波がない時はたいてい通詞島沖でイルカたちと
追いかけっこをしていた。仕事もせず遊んでいて、
ちょっと申し訳ないのだが、これは別なんだよと言い聞かせる。
(自分に)
でも目の前で3メートル近いイルカが次々と跳ねると
ちょっと怖い。カヤックなんて割れてしまいそうだ。
三浦半島や江ノ島、千葉の布良でみたイルカより黒い気がします。
ジャンプする時に背中に子イルカを乗せて跳ねたり、
チラッと視線をもらったり。数十頭の群れが一気にカヤックの
下を通り抜けたり。

カヤックよりスピードの出るクルーザーが好みの、すれたイルカたち。でも最近ようやく認知されてきたかも。