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RIOT FLAIR47 フィッティング 最終版


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1年間フィッティングの試行錯誤。


実際に漕ぐときは
この画像のシートに2センチ厚さの
(表ジャージ面、裏 スキン)ウエット生地製マットを敷く為
シート高さは合計3センチアップ。

シート高さに対応したヒップパッドは
コーミングと面を合わせる。
 股関節の動きを妨げないように少し短めにカット。

7214.jpg
フットフォームとセンター隔壁フォーム

センター隔壁フォームの前部は足先周りの空間を作るため
削ってあります。


フットフォームは再構築、継ぎ足しを重ねてこの形に。
フォームを重ねては削りを繰り返す。

 足先部分の
設置面をわずかに斜めにカットしたフォームが大事。

 バックレストはフォームをL字状に二段にカットして張り合わせて
尻を包み込むように形状を整えて、テープで押さえる。
飛び出すときに腰全体がが抜け難くなると同時に
『抜き』の初期動作で腰上部を引っ掛けて『カカリ』をつくり
空中に跳ばすきっかけを得やすくする。


 組み立てたブロックが
磨り減ったり崩れたりするたびに改良を繰り返す。
毎月1回はおこなっていました。


 フットフォームを一体型で削りだすための
大型のフォーム材料は準備しているが、まだカットせず。

 沈脱が難しいので他人には進められないが、
実際に漕ぐときはシート下に
自動車解体屋で買ってきたシートベルトを回してベースを作り、
コーカタットのPFD ローニンPROの使用しないQRベルトを
PFDから引き抜いて連結。
空中で回転中に腰がシートから離れないように固定します。

 その上からスラスター代わりのNRSの
ダブルチャンバー仕様のパドルフロートを装着します。
2気室構造は空気の調整が容易。
ただし、入れすぎると腹筋が使えなくなる。


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