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西日本中心 局地的に激しい雨 4月3日 6時24分 NHKニュースより抜粋


低気圧“発達しやすい条件重なる”

一歩踏み込んだ気象の勉強になる。
専門天気図を見ながら、これらの条件がどの天気図からよみとれるか、
予想と図の整合性を確認。

急速に発達して台風並みの暴風をもたらすと予想されている今回の低気圧について、気象庁は、発達しやすい条件が複数重なっていると分析し、「日本海でこれだけ発達する低気圧は過去にあまり例がない」と話しています。

気象庁によりますと、冬から春にかけての時期、発達した低気圧の影響で暴風が吹くことはありますが、太平洋側を北上したあとに発達するケースが多く、「日本海でこれだけ急速に発達する低気圧は過去にあまり例がない」ということです。

急速な発達が予想される理由について、気象庁は、低気圧が発達しやすい条件が複数重なっていると分析しています。

まず、大陸付近から日本海にかけての広い範囲に、暖かく湿った空気が大量に流れ込んでいる一方、北からは上空の強い寒気が南下しているため、この気温の差が低気圧を発達させる上昇気流を強めるとみられています。

さらに、上空では周辺より気圧が低い「気圧の谷」が西から近づいているため、風を急速に吸い上げて上昇気流が促進され、低気圧を発達させると予想されています。

気象庁は「夕方以降、特に風が強まると予想される関東地方では、歩いている人が転倒するおそれがあり、交通への影響が出る可能性もある。なるべく早めに帰宅するか、無理な外出は控えて風に警戒してほしい」と話しています。

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