天草茸飯
- Category: 話半分コラム 道具 技術
- 2011年10月19日

ATXを唐津手鉤に持ち替えて山へ。
山の気温は10度を切っている。まもなく霜がおりるだろう。
祖母から傾の稜線のみ、わずかに紅葉。
由布岳から久住連山の展望がすばらしい。
山麓でカササギが鳴く。ケツの白い若鹿は人里までおりてる。
この30年、樹齢数百年級のマツの母木が枯れ続ける。
岩は乾いていたが、しくじりの許されないルートに緊張する。
高度と露出感のある巌尾根。分厚い岩棚に赤松の巨木が座る。土はない。
谷からの上昇気流が沢音をはっきりと運ぶ。
優しいのですが滑ったら助からないだろう。
今年も山の恵を頂く。