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【(社)日本海難防止協会 安全運航のいろは】 より ガストフロント 


 ガストフロントに遭遇し、
(2009/7/15 (水曜日) 初心者コース 突風で築の島ビバーク)
たまたま、無事に生還した築の島ビバーク以来、
いろいろ調べていると下記の記述が目に留まる。
現場を通して自分が考えていたことが
客観的にも、自分の中でも、少しだけ裏打ちされてきた。

 現場での気象判断の核心に迫っていきたい。
とにかく気象遭難を避けたい。


以下 WEBより抜粋

高松海上保安部 




3 寒冷前線と不安定線
  寒冷前線通過による気象の一般的特徴は、
(1)気温が急激に下がること、
(2)気圧が急激に上昇すること、
(3)風向が急に変わり、突風を伴うものがあることです。
  

 高気圧が高緯度から急速に南下し前線の後方から強い寒気が入り込む場合は
強い寒冷前線ができ、
また早い速度で東進する寒冷前線ほど活発で強い風と驟雨を伴います。

  今までの比較的平穏な海上模様が一転、
空が掻曇り突然の突風、強い雨に見舞われることがあり、
時には15~20m/s以上の強風になります。

寒冷前線の通過には十分 な注意と警戒が必要です。

  この寒冷前線は時に、前方に暴れん坊の「不安定線」を発生させることがあります。
  これは寒冷前線上に発生した雷雨線が独立して
親の寒冷前線より速く進行したもので、
降雨、雷、突風などは寒冷前線と同じ状況を呈します。

  比較的短命でせいぜい1時間程度ですが、
天気図には表れにくいので
海上ではラジオの聴取のほか観天望気も大切です。

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