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バック・ストロークの練習


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有明海 もぎね海水浴場にて 濡れる練習には透明度の高い海がほしい。
(*不知火Ⅱ イタリアンレッド×シグナルイエロー×ホワイト)


カヤックを止めるのがメインですが
スピードをコントロールする技術の一つかもしれない。

 バックストローク / ストッピング の練習 

フォワードストローク中に微妙な引きや寄せ、押しで
ボートのスピードを自在に制御できる。
これの練習方法について。

船足を止める スピードのコントロール
  水の上は慣性の力が効いてなかなか完璧には静止してくれない。
これができると初心者からちょっぴり卒業できるかも。
 
 ある程度距離も漕げて、基本のストロークができてる人の練習方法

フォワードストロークを数回いれたあとストローク中に
抜かずに前に向かってブレース気味にバックをいれて、フネを止める
普通です。

 チンしてなければ、もう一度ゆっくり前に進みながら
船足を殺す動作を左右繰り返していく。

 フォワード・ストローク中、
 キャッチしてストロークしてきたブレードのライン上を
水から抜かずに前に向かって
ブレース気味にバックストロークをいれ
『ガクンッ』とカヤックの動きを止めてやる。

 トルネード60 カーボンG1Fシャフトで行うと
グリップから先のシャフトがしなやかにしなって、
衝撃を吸収してくれていることがわかる。
 しなるぐらいが目安かな。


 『ガクンッ』『ガクン』と左右にこの動作の繰り返します。
ブレースと同じで、握りを誤って行うと手首傷めるから、
チェックしながら正しいやり方で行う。
 『自分でできているつもり』が一番怪しいので
ストッピングができているかどうか、インストラクターに見てもらうとよい。

練習では前に進みながら5センチ、10センチくらい前方向への
カヤックを止める動作をリズミカルに繰り返して行う。
強弱をつけるのもポイント。
 リズム感が出てきたらブレードを前へ動かすスピードを意識して
さらにプレイスしていく。
ブレードを戻す5センチ、10センチの距離をいかに速く動かすか?を意識して行う。
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存在感のあるバウデッキ。不知火Ⅱ フレンチレッド×ブリティッシュネイビー×ホワイト

 スムーズに出来るようになれば、
最後はフォワード・ストロークの途中で
瞬間、力が入れやすい位置でブレードを止めて、
ノンパワーフェースに水の抵抗を感じながら水を押し、
再び、パワーフェースで水をキャッチして最後までストロークして抜く。
これは一瞬の動作です。

 ブレードのど真ん中で水を打つ/捉えることに集中します。
ブレード角度、入れ加減、体重ののせかた、
 自分にあったオリジナルのバリエーションも考えてみてください。
船足の制御にメリハリが出でブレードが水を
キャッチすることに理解が深まるでしょう。

 沖合いでやるよりも堤防や突堤があると、対地速度がわかりやすい。

 さて、進行方向に向かってバックストロークを入れていくので、
当然体に負荷がかかります。基本ができている方向けです。30キロくらい漕げるかな。
 手首 肩 肘 腹筋 腰、両足、全身でインパクトを受け止めて行わないと
故障の恐れもあります。間違ったやり方にならぬように注意してね。
 これも体を作ってから行う練習の一つです。

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