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天草猿梨


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熟したカボス果汁と30%のキビ砂糖でサルナシジャム



 ロードワークで見つけたサルナシをもらいに子供を連れて山に入る。
 長靴で木に登り、蔓をよじり、かごに家族が食べる分だけもらう。
実を洗い薄い皮を剥きコトコト煮る。

サルナシの蔓はとても丈夫で高いところまで登ることができるが
巻きついている木の種類にもよる。柿のように折れやすいものもあるから。
松葉を噛み、蔓の樹液を吸い山を歩く。昔の人は知恵がある。

 晩秋のこの季節、ヤマイモもタラノメも葉の色付きによりその在り処を知らせてくれる。
見つけるのは自分がやることだが、父が教えてくれたことだ。
 親は学校では教えてくれないことを子供に伝える義務がある。

小雨の木登りで知恵の継承を考えた。

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