4/10土曜日のコースから
- Category: 話半分コラム 道具 技術
- 2010年04月11日

春は闌けた。パドルコースト・フェーゴ その一体感は秀逸。
出艇前のブリーフィングでの風予想。
『晴れのままだと風は南東から南、南西で夕方凪ぐ』
『もし、曇ったら凪ぐだろう』
例外もありますが。
一日風を観てすごしました。
外洋に出れば、常に風と雲の動き、はるか沖合いの海面のきらめきを注視します。
輝く海は風塊の到達を告げてくれます。
また、長崎半島がどんな風に見えるかも診ます。
数十キロ先の海岸線の空がこれから起こることを教えてくれます。
退路の確保点とグループの船足を常に判断します。
風が吹けば波が立ち、やがてうねりとなる。
どこへ行こうと変わらないことです。
手詰まりにならぬよう、変化の兆しを見逃さずにできる限り手を打つこと。
ちゃちな勘は通用しない。
忘れないように、いつも自分に言い聞かせます。