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  トグルのヒモを交換


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NS・フェーゴとミストラルのトグルのヒモが擦り切れて交換

 North Shore Sea Kayaks
のトグルは良くできている。
ヒモの間に指が入らないように孔の間隔が狭く、かつ、とても持ちやすい。
バリーのパーツも同じく。

 サーフでカヤックが急激に引かれたり、回転したときに
誤って指を痛める恐れが小さくなります。



 ニンバスはさらに一歩進んでいて、孔は縦に二つ空けてある。
これだと、ヒモが横にわっかのように広がることがほぼなくなる。
 サーフのゴロタやダンパー気味の急傾斜の砂浜を一気に引きずり上げるときも
全く手指に干渉しないものがよい。

 そしてパイプの縁の角部分を落としてある。
国産と比べて価格はかなり高めですが、

 バウ/スターン・ハッチ/コーミング内側の普段は見えない部分の仕上げまでの
丁寧さは他社にはない。

 ハッチの内側の縁が丸く処理されていると、パッキングを何度繰り返しても
縁が欠けることがない。また、欠けた縁でドライバッグを傷める恐れがなくなる。 

ツーリングカヤックのことをよく分かっているんだなあと感心します。
 バンクーバー島西海岸の波打ち寄せる美しい海岸線を思い出します。

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バリー ノードカップ・ジュビリーのトグル 

 現在、ガイド艇のメインで使っているアラシの場合
傾斜があるダンパー気味のサーフかゴロタで、トグルを握って一気に引きずりあげるときに
トグルとバウ先端に指が挟まれて痛いときがある。
 トグルを左右2点から固定するロープが、引き上げる角度と同じときに起こるのかな

リセスしたパーツの強度がカヤックを持ち上げるに足りていれば、
直接トグルを固定したいのですが。手で支えれば大丈夫かな。
 このようなランディングは経験者向きのコースであります。
知床の海岸も、太平洋岸のサーフもよくある上陸のはずですが。
皆どうしているのでしょう。
 運行規定上、お客さんにサーフの上陸させてないのかな?

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