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ダブルダッチ/ブリーズ/クランクG1F仕様の修理が完了。


ブリーズ100

伊勢のパドルコーストに修理に出していた『ブリーズ』が届きました。
写真上:ダブルダッチ ブリーズ/カーボン/クランク/215cm/70度¥61.000(税込み)
写真下:ATパドル エクセプション E(FRP/カーボン) OS/220㎝/60度 ¥55.650(税込み)
長く使うもののアフターサービスは大事ですね。

ブリーズ101
シャフトの曲がり具合が異なります。
 エクセプション E OS(オーバーサイズ)のブレードが持つ
キャッチの強さはブリーズほどではないように感じました。 

 Eはシャフトがフルカーボン仕様ではないので、硬すぎず、
とても自然です。少しピッチをあげて漕いでも、しなりはさほど感じません。
 

 最初は違和感のあった握り幅もグリップも落ち着きました。
ブリーズと比べて、ブレードに厚みがあり、浮力もあるために、
スターン・ラダー時の水のキレがブリーズより鈍く感じます。
一日しか漕いでないのでフェザー角がまだなじみません。 

 私はパドルを使いこなすまで1年くらい掛かるほうなので、
普通はもっと短期間でなじむのかもしれません。

 また、ブレードのもつ浮力もデラプレにくらべると、
非常にソフトです。プカッとは浮上しません。
たとえばロールのセットの時やフォワードストローク時に
水からブレードを抜く時にわずかに感じることでしょう。
ブリーズ102
photo まるで生き物のようなエルゴノミック・シャフト。
一本のパドルは使い込むたびに腕の延長になっていく。

 ブリーズはシャフトの真ん中のつなぎ目が緩み始めた為、
シーカヤック・アカデミーの時にパドルコーストの吉角さんにお預けしました。
 クランクシャフトは左右のブレード、左右のシャフトの
4つのパーツから構成されます。
 写真に写っていますが、今回の修理ではシャフトの
真ん中の接合部分をケブラーテープで補強してあります。


 酷使するとつなぎ目のテープがひび割れて、塩が吹きはじめます。
その後、2週間ほどでシャフトが回り始めます。
ケブラーテープで補強した後はさすがに頑丈です。
びくともしません。

 多分、この頃には、お気に入りのノースショア艇の
シートもどこかしら、ひび割れが始まっているでしょう。
 先日、グリーンの不知火Ⅱもシートにヒビが
入り始めました。大事にならないうちに修理に持っていかなければ。

 一般のパドラーは相当漕いでる方でなければ、ここまでは
ならないものです。
 先週も年間200日くらい漕いでいる方のヒビが入ったシートを
みました。近くの造船所で応急処置をしてありました。

 シートはカヤックから抜いて
メーカーへ送り、通常2週間ほどで修理ができます。
はずし方はそのつど、販売店かメーカーにお尋ねください。

 クランクの補強は職業的に海に出るカヤッカーにおすすめです。
少し重くなります。オーダー時にご相談ください。
 
*パドルの使用感は全く主観的なものです。
実際に自分で漕いでみて判断してください。
失敗もありますが、直感で選ぶと良いです。
ATはナダカヤックスのスクール/ツアー時にお貸しします。
 
 

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