波濤
- Category: 話半分コラム 道具 技術
- 2009年02月16日
東進55キロの低気圧なので、条件がそろえば初心者コースは開催できることがある。
冬の西伊豆の大西風には及ばないけれど、なじみの水路は
危険な遊園地になっていた。
こんな日もミサゴはいつもどおり、狩をしている。
ゲストを安全な空間に残して、するすると満潮の水路に入れば、
外海への出口で波が踊っている美しい様子にしばらく見とれる。
スローモーションのような空間を感じながら
盛り上がったセットが瀬と水路を一気に飲みこむ合間に戻る。
心強いことに緑色の不知火Ⅱは完全に僕のコントロール下にある。
腕が落ちているのは重々承知ですが、たまには刺激もないと。ね。