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第7回シーカヤックアカデミー2005  (番外編)


RG-1000
photo  野川さんの番です。手前は柴田さん、左は村田さんの不知火Ⅱ。

RG-1001
photo 山口県油谷町 ムカツク半島の北部海岸線にて。
 
タイミングを計ってロックガーデンに進入中。
不知火RG(ロックガーデン)仕様が欲しくなる。
 その場合の希望としては
デッキと底を厚めにして強度をアップ。軽さよりタフさ。
漏水が多いバウのハッチの防水性をなんとかして高める。

『乗りやすいカヤックだね。バウハッチに水が入るけど』
たしかにその通りです。
 今、ウォーターフィールド・カヤックスの
水野さんに相談して僕の不知火Ⅱの
両方のハッチに加工をして試しています。
効果があるかどうか継続して観察します。

 今回の宮崎でのサーフ講習で厳しく使いましたが
やはり漏水があり、6時間当たり、3回上陸して水抜きをしました。
水が入るとカヤックの挙動が遅れがちになります。

 ちなみに同じ条件で使用したパドルコーストのショアラインは
沈脱の練習を行うまでは、前後とも一滴も入っていなかったのです。バリーハッチの防水性とハッチ周りの加工があいまっての結果でしょうか。

 従来、サーフ講習ではどこのメーカーのカヤックでも
多かれ少なかれ漏水は必ずあります。

 これまでの経験から、サーフでの沈脱の練習が無ければ、
ショアライン・フエゴがほとんどありませんでした。

 ただし、そのときは内側のパッキンが新しくて、
ヘタリがが無かった頃、九十九里浜で全く海水が入った事が無い時がありました。

 また、バリーのハッチを装備したモデルもわずかしかありません。これについては、気密性が非常に高い為、隔壁に
わずかにピンホールを空けてあるため、沈脱時にわずかに
漏水が見られます。

 ハッチに関して言えば、カップファーベル、ペンギン、
セドナ、パフィン、シャドウ、不知火Ⅱは
おおよそ同じくらいのレベルではないでしょうか。

 漏水はバウハッチのインナーカバーのサイドが、
わずかに本体から浮いてるのが原因です。

 通常の使い方であれば、問題として
捉えられないかもしれませんが、
 長距離(40キロ/8時間くらい)の海峡横断などで
あれば、せっかく隔壁があるのですから、
解決したいものです。

この弱点を何とかしたい。
 

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