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再掲載 スターン・ハッチカバー のパッキン 漏水 水漏れ  剥離 修理   パドルコースト/ショアライン フェーゴ


再掲載 2013/01/27
再掲載 2011/07/29
初掲載 2008/03/19

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先日のコースの帰りにパッキンが半分取れてしまったので、
伊勢のパドルコーストにお尋ねしてから修理に入る。

 ずいぶん昔、カレントデザイン社 の リブラXTのスターンハッチでも
同様のパッキン剥離が起きて、全くの初心者だった当時は修理に手間取りました。



 *パッキン剥離はここ十数年で僕にとって2件目のトラブルです。
この部分のトラブルは滅多なことではないので、
何度も重ねて経験を積むことのできない貴重な勉強です。

*現場での応急処置として、たとえば、ダクトテープでハッチごと塞いでしまいます。
 この方法はネオプレン製の二重ハッチカバーでも同様です。
ただし、『応急修理のため上陸して乾かせる』条件があります。

 ハッチを途中で開けることが考えにくい、
長距離の外洋横断でも使われることがあります。
ネオプレンとハードカバーの2重のハッチカバーの上から
さらに防水テープで隙間なくテーピングするということです。

 ダクトテープの防水性、耐久性は必ずためしておくこと。
こんな時は、けちってよいことはありません。


 セメダイン・スーパーXとマスキングテープ・紙やすりを使用
一度、パッキンを全部剥がしてから水洗いして塩分を除去。

 塩分除去のために、パッキンをすべて剥がさなくても
水洗い(水拭き)して、完全に乾かしてから、
はがれている部分だけを再接着でよいのではないでしょうか?
(健康な?接着部分は残して剥離した部分のみ作業する)

 接着は広範囲な場合、マスキングテープでパッキンを
仮固定しながら作業すると若干しやすくなります。

(*面倒ではありますが 全く初めてのときはいきなり接着作業に入らず、、パッキンのテンションの加減が分からないので
一度全周囲をテープで仮止めしてみる)

パッキン固定のポイントは画像のように止める個所ごとに一か所を二方向から押さえること。
 接着剤が白くなるまで待つこと

 接着前に接着面の接着性を高めるため紙やすりでクリーニング。
自転車のタイヤチューブのパンク修理のイメージです。


 セメダインスーパーX はWFK艇のシートの固定にも使われています。
ハルとシート下の白い発泡スチロール?が固定できる優れものです。

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