カヤック・ドリブル 実践ドリル
- Category: 話半分コラム 道具 技術
- 2007年11月06日


サーフ講習ではお馴染みの『カヤック・ドリブル』
先日、火力発電所で沈脱したサーフカヤッカーのレスキューで久々に使いました。
(実は先に僕が沈脱して、それを助けに来てくれた方が沈脱)
やり方は簡単、カヤックを手で押しながら、安全な場所まで、
サッカーのボール運びのように押し出してあげる。
サッカーと違うのは、手も、パドルもカヤックも使ってドリブルすること。
強風下で沈脱して、カヤックから誤って離れた場合に有効なレスキューです。
引っ張っていくより、押した方が早い場合があります。
一つの手段として知り、実際にできるように。
仲間同士で一度はやっておいてください。
カヤック間のパスや単独ドリブル、完全に排水後か満水状態で、波の中で、
考えられるあらゆるシチュエーションで行ってください。
グループレスキューは共通の認識がないとまずいです。
本格的なレスキューのトレーニングは、必ず専門のインストラクターの下で行うこと。
トレーニングが本番になりかねません。
フィールド的にカウテールやトウラインの使いにくい、サーフカヤックでも有効です。
シーカヤックと同じで、時には艇を押さえたまま波に乗る練習も行います。
ロープを使わないため、新たなリスクを負わずにすみます。
これぐらいのことで切り抜けられる海もありますから、
知っておいてくださいな。
僕も勉強中です。