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2007/07/03 火曜日  苓北町KDD12:00撮影  天草波情報


0703
四季咲岬 南西の風 3~4メートル。波のサイズ 頭。
先週の金曜日から波入りっぱなしの5日目。明日はどうでしょう。

 12時から14時半まで入る。
良い形で一本だけ思い通りのラインが引けました。

 メンバーはアポロ5、SSB2、3+の3艇。
波待ち中に気さくなサーファーと話す。今日もいい波です。




今日はアウトで浸水のため沈脱したカヤックの水出しを行いました。
アウトの波は大きく滑らかで魅力的です。
頭を打つ心配は無いがそれなりにリスキーです。

 シーカヤックと違い、浮力のないサーフカヤックでのTXレスキューはコツがあります。
再乗艇の作業を行う場所にもよりますが、
同じ認識でレスキューに当たれるサポート艇があると作業がしやすい。
1艇がレスキュー、2艇目がサポート。

 サポート艇はレスキュー艇に横付けして、コーミングを掴んでサポートをしてもらう。しっかりした作業台ができます(プラットフォーム)
 相手のカヤックを逆さのまま二艇のデッキの上に『アシカのショー』みたいに滑り上げて
水を抜きデッキを返します。

 こういったサポートのやり方や手順、バリエーションについてはお近くの
カヤック専門のスクールできちんと習っていただきたい。

再乗艇もコックピットサイズの小さなサーフカヤックは難しい。
 SSB2は浮力がなくて、完全に水抜きが終わっていても
乗り込むときにスターンが沈み、沈んだコーミングの縁から再度浸水する。

 結局、仰向けにレスキュー艇と自艇の間のスターン側に寝る姿勢で
足先から再乗艇。
最後に両足をたたまなくてもいいように工夫が必要です。
(何事も手詰まりにならないように心がけて)
アウトの巨大なセットの中での作業は波の見切りが大事です。

①エアバッグの問題/隙間が出来ないように膨らませる
②いかに作業効率をあげるか/スピードを上げるか
③スポンジの排水量
④手順とやり方のバリエーション/手詰まりにならないように
⑤お互いのカヤックの向き
⑥運搬・カヤックドリブル
⑦レスキューの可能な場所/サーフエリアのどこか/リップカレントの位置
⑧自分のパドルの確保
⑨浸水の原因
その他など、いろいろ考えさせられた日でした。


 それが必要だと感じたときにきちっと身体が動かなければ、
技術は何の意味もない。

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