バックシートのリペア② 補足
- Category: カヤック メンテナンス&修理
- 2011年04月26日

この画像のベルトではまだ短いです。
金具がシートに干渉せぬようにもう少しシート本体から離します。
バックシート自体が劣化して中身が露出している場合は
交換部品を取り寄せるか、市販のものをあわせることになります。
購入先に問い合わせてください。
シート本体の付け根部分にひびが入るのは、
ある程度仕方がありません。
理由の一つは、あなたが全身と腰でカヤックをコントロール
できるようになったからです。
もう、強い南西の風の日でも波頭でカヤックを
ぶん回しているのではないでしょうか?
完璧ではないですがこのヒビを避ける為には、
フォームを補強材として、
シートのサイド、シート下にはめ込みます。
シートとカヤックに一体感が生まれます。
シートがブランコのように揺れたり、ねじれたりしないので、
エッジングがキープしやすく、かちっと膝も決まります。
接着するのが難しいので、私はくさび形状に削った
フォームをそれぞれに押し込んでいます。
但し、サイドに入れすぎると、
それぞれ、パドルフロートとビルジポンプが入るスペース
が小さくなるので、様子をみながら合わせていきます。
*カヤックによってはヘンダースン・ポンプのレバーが
装着されている場合もあります。
割れてしまった場合はシート本体をカヤックから取り外して、
宅急便で伊勢のパドルコーストへ修理品として送ります。
おおよその納期は2週間程度です。
納期/金額についてはそのつどお尋ねください。
* 購入先がちかくにない場合、
シートの取り外し方は作業前に必ずメーカー、シーカヤック専門店に確認されてください。
慎重に行う必要があります。