ベーステクニック・スクール&ツーリングから 追い波サーフィンのタイミング
- Category: 話半分コラム 道具 技術
- 2006年05月30日

追い波での波の捕まえ方がよく分からない。タイミングが合わせられない。
風の中、先行してる人がみるみる離れて『点』になる。気がつくと最後尾に
そんな声を聞きます。
バウが下がった時/スターンが持ち上げられた時にはすでにパドルをあわせているのですが、
あわせ方にもバリエーションがあります。
バウが下がった時の様子を釣竿の竿先がググッと下がる様子に似ています。
脈釣りでもウキ釣りでも、魚のあたりがあればあわせるものです。
脈釣りは竿先を、ウキ釣りはウキの動きを見ます。
どのタイミングで竿を挙げれば針が魚の口にかかるのか、
獲物の口をつぶさずにどのくらいの力であわせるのか?
釣りの経験があれば、力加減や魚によってアワセのタイミングがあることに気がつきます。

追い波のサーフィンもこれに同じです。
しかし、連続する波を捕まえ続けるのはそれなりの修練が必要です。
適当な間隔で形のそろった波が来るビーチでの単発のサーフィンから入ってみてはいかがでしょうか。
まずはお近くのシーカヤック・スクールで習ってみてください。
(ブローチングと一緒で、習ったら回数を積んで慣れること)
*追い波サーフィンが楽しめるスキルの条件としては
エッジング、リーニングの理解。スターン・ラダーなどができていること。沈脱を恐れない勇気も。
それらのコンビネーションが静水できちんとできていること。
*追い波サーフィンの第2段階で単発の波なら捕まえられるけど、
連続できない人はスクールで相談されてください。
気がついている方もいるかもしれませんが、
向かい波のサーフィンも同様です。
スクール/クリニックで明確な答えが出るはずです。
ベーステクニック・スクールはそんな方のためのプログラムです。

うねりはおおよそ2~3メートルです。追い波天国です。
*カヤック誌最新号が入荷しています。連載『シーカヤック レアリテ』で
ヒントや関連のことが、ここよりも分かりやすく述べられています。
ぜひご覧下さい。