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回転椅子はパドリングマシン 身体のひねりを意識するその3 ブレイス


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回転椅子に座ります。今回はしっかり靴を履き床は滑りません。
パドルはなくてもかまいません。漕ぐまねをしてみます。

 靴を履いているので地面にしっかり両足を踏ん張って漕げます。

このときの足の踏ん張り加減が、ペダルの位置を決めるポイントになります。

 前回はペダル、フットペダルの位置決めについて。
スクールによってはストレッチャーと呼んだりします。

 今回は初心者スクールで最初に習うブレイスです。
シーカヤック体験コースでしたら習わないかもしれません。

 例によって陸上ですので沈脱の心配がないです。
仕事場でしたら、他の心配がありますが。



 今回は膝の使い方だけを注目します。

足幅を普段カヤックに乗っているときと同じくらい開きます。
左右のブレイスをしてみます。
 ブレイスができていれば、自然に叩いているほうの足に力をいれて
何らかの踏ん張りを入れているのがわかります。

 もし足に力を入れてないとすればこれまで
腕と拳だけで叩いていたことが明らかになります。

 ブレイスをするとき足、膝に十分地面を踏ん張るくらいの力が必要です。
これが『膝の返しを使う』動きにつながります。

 納屋や庭にカヤックを置いている人はマットかブルーシートでも下に敷いて、
カヤックを膝の力で倒せるかどうか試してみると良いです。
 カヤックを真横に90度まで立てるかどうかでも良いです。

 *腰の弱い方は強い負担がかかるので、重いポリ艇でやらないこと。
また、ヒップパッドなど固定具を用いると腰に力が集中して負担がかかります。

 もうひとつ大事なことがあるのですが、続きはスクールで尋ねてみてください。
つるつるの地面とロデオボートが1艇あると
とても分かりやすいことなのですが。


 良い季節になりましたので、詳しくはお近くのシーカヤックスクールで。
基本を習ってみてください。基本はできてますか?
 

 年々、スクールは進化していますし、
体系的な内容をブログでは伝えるのは無理です。

続くかも 次はローテーション/上体のひねりについてかな。

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