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回転椅子はパドリングマシン?その1 身体のひねりを意識する


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回転椅子に座ります。床がつるつるしていて足は靴下を履きます。
パドルはなくてもかまいません。漕ぐまねをしてみます。
足を浮かせた状態でもやってみます。

 海上では気がつかない、いくつかのことに気がつきます。
まず背もたれがあることにより漕ぎにくい、漕ぎやすいと感じる方。

 これだけで、ベーステクニック以上のスクールで指摘される
上半身のひねりが出来ているかいないかが発見できます。

 *身体張力や身体の軸を使うスポーツの経験のある方は
多分、最初から気がついています。



『上半身のひねり』は
JSCAで指導される場合はローテーション、
トルソ/torso・ローテーション(僕が漕ぎ始めた頃の10数年前に習った言葉)あるいは、
ボディー・ローテーションなどと呼ぶ場合があります。

 左右を漕ぐたびに背中が背もたれと擦れて抵抗にならない方は
腕だけで漕いでいると気がつきます。

 細かく言えば『腕の曲げ伸ばし』のみでカヤックを進めています。

これでは腕立て伏せをその場で続けているのと変りません。
 腕立て伏せは連続で何回できますか?考えてみてください。
腕がパンプ(疲労)してしまうのは仕方がないことです。


 腰から上の上半身のひねりができたと思ったら
海で確認してみてください。

 またはお近くのシーカヤックスクールで正しくできているかどうか
インストラクターにお尋ね下さい。


何処にでもある回転椅子。このブログも座って見ていませんか。


続く

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