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雲を見てヤバイと感じるとき。その1


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天草下島西海岸 十三仏崎から望む妙見浦~鬼海が浦方面 遠景は富岡半島

空を見ると低いところの雲と、高いところの雲が正反対に流れていく時。
 または、その流れ方が斜めにクロスする時。

 現場で西~南西の方角から低くて綿菓子のような雲が飛ぶように向かってくる時。
方角は場所により異なりますが、風があがると感じます。
 地形的な影響では標高があり、幅があり長い岬の向こう側で吹いてたりもします。

 周りは穏やか凪いでいるけれど、空の低いところで
圧倒的な速さで雲が流れはじめたとき、すでに流れているとき。

 こんな時は時間の問題です。
全方位の水平線に注意をはらいます。



 風の吹き加減の予想が全く出来ない初心者の頃は、
用心して最寄の上陸地点を意識しながら岸近くを漕ぐか、
直ちに上がるかになります。

 経験者は風向きによっては、
待ってましたと、楽しい追い波サーフィン大会かもしれません。

 用心しすぎて外れることもありますが、悪い予報は外れても良いです。
 びびって退却した笑い話の思い出ならいくらでも結構なことだと思います。




 しかし、どうしてこの現象が起きるのかは
そのメカニズムを体系的に勉強しないとわからないのでしょうね。

*このブログは時々、スクール中の質問に答える形で書いてます。


つづく

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