岩に根をはる植物
- Category: あまくさ 犬 生物・植物
- 2005年03月09日
大地に根を張り生きることは植物も難しい。
魚貫のビーチにて。
全く関連は無いが山岳用語で
『疑似好天』という言葉があります。
海ではちょっと想像がつかないが、
連続する悪天候のなかの一瞬の好天を指す。
予想が当たり、理解して動けば頂上や無事な下山を得る。
しかし、思い出せば、撤退とおっかないめに
あったことしかない。
九州よりも日本海や中部地方のほうが露骨に
起こりやすいのではないでしょうか？
二つ玉低気圧が関連している。たいてい、
朝鮮半島の黄海側と半島の付け根に突然発生する、
小さな低気圧がわずかな時間に発達しておきる場合が
多いようです。
これから春先にかけても起こりやすい。
気象の急変はこれだけではないが、
今日はなんだか良い感じだなあと、
自分では慣れたと思いこんでいるフィールドで、
てれっと沖合いを漕いでると思わぬ落とし穴もある。
一度でもひどい目に遭い、撤退したり、
下山できなかったことがあると用心深くなるものです。
小さなミスと、想像外の装備の破損、トラブルが重なり、
雷と横殴りの吹雪の頂上直下でルートを地図と
コンパスで探るはめになれば、誰でも慎重になるはずです。
致命傷にならなければ、良い経験の一つですみます。
ソロ・グループの区別なく、自然は公平に好天も悪天候も
与えてくれます。
これからのシーズン、天候は変りやすいもの。
移動性の高気圧を捕まえたらラッキーだけど、
休みとそれがうまくかみ合うのは、よほどの
晴れ男・女でもなかなかない。