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ルーツに触れること  スキンカヤック


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山口の『エル・コヨーテ』からお借りしたスキンカヤック

自分のカヤックのルーツ、その始まりはどこにあったのだろう?

昔の人々はソロで漕ぐことはなかったのだろうかと思いをはせる。
でも、考えると漁師さんが漁船に乗るのとかわらない。

 隔壁がないのだから。カヤックから出たら終わり。
ブレイスとロールは必携。
だけどパドルといったら平たい木の棒。
 いったい習得にどれほど時間と労力をかけたのか。

 山に行って松茸を一人で採ってくるくらいかかりそう。

 現在であればエアバッグがあるけれど、当時はどうしたのだろう。

 氷の割れ目の海をぎりぎりの世界で漕いでいた。
人間の能力が研ぎ澄まされて、道具で何とかしようという
姑息なことはなかったのかな。

漕いでるといろんな思いが浮かびます。
今からたった70年前まではカヤックはこれだった。




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WFK スパルタン・キング

FRPのカヤックはまだ30年前後。
道具はこれほどまでに進化したけれど、人間はどうなのだろう。

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