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再掲載 『 T TO T 』 で分かること。   2006年より


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参加者がどれくらいシーカヤックと一体感があるか?

コースの始まりにいつも行うT TO T。
空から見るとそんな風にみえるのではと、そう呼んでいます。
相手のカヤックを両手でしっかり確保することがポイント。

 足はきつくないか、しびれてないか?
体力やフィットネス度(運動への適応能力はどのくらい)
 体重・体格・腕力に見合っているか?

 デモンストレーションで伝わるか?説明して分かるか?
さらに説明やデモが必要か?
説明しすぎてないか?

 子どもにはこんな言葉で、大人にはどんな言葉がよいか?
女性には、男性には。年配の方には?
何かスポーツの経験がある方には、それに近い一言を。
 日常生活の動きでたとえればどうなる。

伝え方も人それぞれ。

いつも注意しながら見守っています。


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 沈脱したさいにカヤックの何処を掴めば、自分は安定するか。

人間が水に落ちた時に何かに捕まろうとすることは自然なことです。

では、カヤックの何処に捕まれば安定するのか?
手で触ってみて、自然に確認してもらってます。

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弱い追い風の中、スケッグ全開でもどる。

 行きは風に向かって初心者のカヤックがまっすぐ進むように、
帰りは風に乗って進む。スケッグがあれば適当に指示を出す。
逆の場合もありうる。
 まず、カヤックがぐんぐん進んでいくのを感じるのは楽しいものです。


 風を読み、潮に乗り、距離をはかる。
海況が許せば、初心者が漕ぎやすいようにルートを組み立てる。
ルートが長い場合は、余計な体力を使わせない
 
 仲間を率いる時、これは基本的なリードであり、ガイドの職人技かもしれない。
しかし、2度と同じ海況はありません。それが海です。


 初心者のコースでは短いレッスンを繰り返しながら、ツーリング。
時には講習場所をどんどん移動します。
 自然に遊びながら必要十分なスキルを身につけます。

 最初はテクニックの名前を覚えなくてもかまいません
どうすれば思い通りに動かすことができるのか?
習うより慣れろでよいです。必要になったらどんどん聞いてください。

 全く初めてでも海況さえよければ、かなり漕げることがあります。
 もちろん、風や潮、カヤックの力を借ります。

風となり、波となれ

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