天草だより(おしらせBLOG) > 話半分コラム 道具 技術

生涯戦歴   ~相撲の世界から。


 『親方が独立して新たな相撲部屋を創設するには、
現役時代に三役通算25場所以上か、幕内通算60場所以上を務めなければならないとする』

仮に単純計算してみると
幕内一場所/15日×25場所=375試合。しかも3役で。
幕内通算15日×60場所=900試合

何故そうする必要があるのでしょうか?

 戦う相手がいるわけではないので、同じ列で比べるわけには行かないですが
生涯現役のシーカヤックのインストラクターやガイドはどうでしょう。

力士の戦歴を調べてみると

 朝青龍 (身長 : 184.0cm 体重 : 148.0kg )の生涯戦歴は
473勝128敗17休(47場所)

 大関/千代大海の生涯戦歴は637勝388敗100休(84場所) 。
千試合を戦ってきている。がんばれ千代大海(大分出身)!

 日本相撲協会公式サイト
http://www.sumo.or.jp/



以下

部屋創設に資格厳しく マナーの乱れも背景に

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で理事会を開き、親方が独立して新たな相撲部屋を創設するには、現役時代に三役通算25場所以上か、幕内通算60場所以上を務めなければならないとする厳しい資格規定を設けた。同日から実施する。

 独立に資格を導入したのは、入門から引退までの期間が短い大学相撲出身の師匠が増え、大相撲の伝統がうまく継承されずに力士のマナーが乱れていることが背景にある。また、現在54ある相撲部屋の増加を抑制する狙いもあるとみられる。

 横綱、大関になった親方は場所数にかかわらず部屋を創設できる。また引退後1年以内は部屋を新設できなくなった。角界の「ルールブック」に当たる「寄付行為」には、年寄名跡の襲名資格(三役1場所以上、幕内通算20場所以上など)は明記されているが、これまでは独立に関する規定はなかった。

 既存の部屋を継承する場合の資格は、幕内通算12場所以上か関取通算20場所以上で変更はない。

 北の湖理事長(元横綱北の湖)は「力士を立派に指導するためには、厳しさが必要。決して甘い数字ではないが(師匠は)責任を負う立場ですから」と話した。


以上

ちなみに気になった、第58代横綱『ウルフ』千代の富士(ちよのふじ)は生涯戦歴 1045勝437敗159休 でした。

Add Comment

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。