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2024年05月15日15時の実況


05/16 14.7 04:04 22.2 12:39 21.4M/S 西南西 07:51

 海上予報が19時に更新されるなんて異例なこと。
久々に観た。






長崎西海上の海上予報
長崎海上気象 2024年05月15日19時00分 福岡管区気象台 発表
概況
(15日15時) 発達中の低 1008 北緯36度 東経130度 ゆっくり 東北東
16日15時 予報円中心 北緯38度 東経133度 半径
85海里(155キロ)
低 1008 北緯29度 東経135度 北東 20ノット(35キロ)
観測実況
(15日15時) 風向 風速(ノット) 天気 気圧(hPa) 気温(℃) 視程(海里)
モッポ 北西 19 曇 1014 15 25
チェジュ 西北西 12 晴 1013 22 25
福江 東北東 6 晴 1012 23 10
予報 今日15日~明日16日 明後日17日

西 25ノット(13メートル)
15日21時までに 北西 35ノット(18メートル)
16日03時までに 40ノット(20メートル) 南西 15ノット(8メートル)
天気 晴 晴
視程 5海里(10キロ) 5海里(10キロ)

2メートル 15日21時までに 3メートル
16日03時までに 4メートル
2.5メートル
17日15時までに 1.5メートル


2024年05月15日15時の実況
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短期予報解説資料1 2024年5月15日15時40分発表
気象庁

1.実況上の着目点
① 500hPa5820m 付近の強風軸に対応して、
前線が沖縄の南か
ら伊豆諸島の南を通って日本の東にのびており、15 日 9 時
に 500hPa5760~5820m のトラフに対応する低気圧を前線上に解析。
トラフ前面の低気圧や前線近傍では大気の状態が不安定となり、
海上では発雷を多数検知。
西日本太平洋側や伊豆諸島では 1 時間に数ミリ程度の雨の所がある。

② ボッ海の 500hPa5580m 付近には-21℃以下の寒気を伴う
トラフがあって南東進。
水蒸気画像の暗域で、トラフの深まりが明瞭。
このトラフに対応する低気圧を15 日12 時に朝鮮半島に解析。

2.主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点

① 1 項①のトラフは16 日にかけて浅まりながら日本の南から日本の東へ進み、
対応する低気圧は、伊豆諸島を通過して
16日朝には日本の東に進む。
低気圧や前線に向かって流れ込む下層暖湿気の影響で、
伊豆諸島では雷を伴って激しい雨の降る所がある。
また、低気圧や前線とその東の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなり、
強い風が吹いて波が高くなる。
落雷や突風、急な強い雨、強風や高波に注意。

② 1項②のトラフが深まりながら切離し、
17日にかけて寒冷渦が日本海を東北東進して北日本を通過。

対応する低気圧は日本海西部で急速に発達し、
16 日朝には一時的に最大風速50kt[SW]となるが、
その後は寒冷渦直下となってやや勢力を弱め、[GW]級で日本海から北日本へ進む。
また、16 日は寒冷渦前面の強風軸に対応する地上のシアーラインが西日本から北日本を通過。
寒冷渦に伴う500hPa-21℃以下の寒気と低気圧に向かって流れ込む下層暖湿気の影響で、
低気圧やシアーラインの近傍では大気の状態が非常に不安定となる所がある。
西日本では16 日、東日本と北日本は16 日から17 日にかけて、
落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意。

③ 2 項②の低気圧に伴い、西日本から北日本では強い風が吹いて波が高く、
日本海側では非常に強い風が吹いて、しけとなる所がある。

西日本では 16 日を中心に、東日本と北日本では
16 日~17 日にかけて強風や高波に注意し、
日本海側では注意・警戒。
特に 2 項②のシアーライン通過後の風の強まりや波の高まりに留意。

3.数値予報資料解釈上の留意点 総観場はGSM を基本、量予想や降水分布はMSM やLFM も参考。

4.防災関連事項 [量的予報と根拠] ①大雨ポテンシャル(18 時からの24 時間):高い所(100mm 以上)
はない。②波浪(明日まで):中国5、北陸・近畿・九州北部4、東北・関東・伊豆諸島・東海・九州南
部・奄美3m。
5.全般気象情報発表の有無 「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報」を17 時頃に発表予定。

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