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富士山(フジサン) 北緯: 35度21.6分 東経: 138度43.6分 標高: 3775m -29.8℃   2024年01月24日06時の実況  短期予報解説資料1 2024年1月24日03時40分発表 気象庁


 この後、どこが、どうなるかがポイント。

午前、北海道を囲む4つの低気圧が回転始める。
西と東で4つの速度の違い

今夜は朝まで、阿蘇草千里駐車場でドリフト大会だな。


2024年01月24日06時の実況
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短期予報解説資料1 2024年1月24日03時40分発表
気象庁

1.実況上の着目点
① 日本海北部の 500hPa 5100m 付近に-40℃
以下の寒気を伴った寒冷渦があって東進。対
応する低気圧が北海道の西を東南東進。北日
本では、日本海側の海上を中心に雪を伴った
非常に強い風が吹き、大しけとなっている。

② 日本海中~西部の500hPa 5160~5220m に
-40℃以下の寒気を伴ったトラフがあって東
進。また西日本の 500hPa 5220~5400m に
-30℃以下の寒気を伴ったトラフがあって東
進。日本海西部から北陸には JPCZ が形成さ
れ、発達した対流雲が北陸地方に流れ込んで
おり、3 時間に20cm の強い降雪が解析されて
いる。九州や四国にも雪雲が流れ込み、四国では局地的に3 時間に15cm の強い降雪を解析。

2.主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点

① 1 項①の寒冷渦は 25 日朝には千島近海に進む。
1 項①の低気圧は南東進して 24 日朝にかけて渡島半島を通過。
その後北海道の南を東進して 24 日夜には日本の東に進む。
また 25 日は、別の発達した低気圧がオホーツク海に進み、
25 日午後にかけて北海道の東を南下する。
これらの低気圧周辺にあたる北日本では、
風が雪を伴って非常に強く吹き、猛ふぶきとなる所がある。
日本付近は発達した低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、
25 日にかけて気圧の傾きの大きい状態が続くため、
全国的に非常に強い風や強い風が吹いて大しけやしけとなる所がある。
西日本では 24 日は、東~北日本では 25 日にかけて、暴風雪や高波に警戒。
北日本では猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒。
南西諸島では25 日にかけて強風や高波に注意。

② 1 項②の-40℃以下の寒気を伴うトラフは
24 日にかけて東~北日本を通過。
東~北日本では寒冷渦やトラフの影響で24 日を中心に500hPa で-40℃前後の寒気場が続く。
北~東日本では日本海側を中心に雪雲が発達し、25 日にかけて降雪量が多くなる。
朝鮮半島の西からのびるJPCZ の指向先は北陸から近畿、山陰へと次第に西側へ移る。
JPCZ 周辺では大気の状態が非常に不安定となり対流雲が発達する
ため短時間に降雪量が多くなる所がある。

また 1 項②の-30℃以下の寒気を伴うトラフは 24 日はじめに西日本を通過し、
西日本への上層寒気の流入は次第に弱まるが、
東~西日本では下層への強い寒気の流入が続くため、
24 日は西日本~東日本の太平洋側など、
普段、雪の少ない地域でも雪が降り大雪となる所がある。
北日本~西日本では 25 日にかけて大雪に警戒・注意。

また着雪やなだれ、落雷や竜巻などの激しい突風に注意。
能登半島の地震により損傷を受けた家屋では雪の重みによる倒壊に注意。

3.数値予報資料解釈上の留意点 総観場はGSM を基本、量予想や降水分布はMSM やLFM も参考。

4.防災関連事項 [量的予報と根拠] ①大雨ポテンシャル(06 時からの 24 時間):高い所(100mm 以
上)はない。
②大雪ポテンシャル(06 時からの24 時間):北陸90、近畿80、東北・東海・中国70、北海道・
関東甲信 50cm。③波浪(明日まで):北海道・東北 7、北陸・伊豆諸島・小笠原

6、近畿・中国・九州北部・
九州南部・奄美・沖縄 5、関東・東海 4、四国 3m。
④高潮(明日まで):北海道では注意報基準を超える所あ
る。
5.全般気象情報発表の有無 「大雪と高波及び雷に関する全般気象情報」を5時頃発表予定。

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