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アクシデントになる前に。 ノースショアデザイン/ショアライン・ フェーゴその5スケッグ 修理 漏水 水漏れ


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スケッグボックスの中 今回はこんな症状。白い輪はナットのあと。

 前回に続いて作業は暑さと我慢の耐久レースのようになってきた。


 
 *狭くて手も目も届かない場所です。
作業に入る前にデジカメのマクロ機能使い、
フラッシュの有無、角度を変えて撮影。
作業場所の状況をよく見極めること。


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エポキシで面の、割れた部分を埋めていく。
暑さでエポキシがタラタラです。作業がしにくい。

*本来はポリエステル系のパテを使うそうです。
エポキシ系は長持ちしないようです。


 割り箸の先端を針状、平ヘラ状など大きさを変えて数本研いだものを用意する。

 マスキングテープで作った型を引き抜いたとき、
縁の部分も剥離してしまい、ヘラでなんとか元に戻す。

 硬化時間が日陰で若干長く感じる。
といっても倉庫の中は暑い。

 割り箸で外側のプラスティック・ナットを挟んで面に仮に押し付ける。
ナットに向けて内側のねじを閉めこんでいく。
 顔と右腕をスターンハッチに突っ込んでLEDヘッドランプで確認しながら
プライヤーで締めこむ

 カヤックを倉庫の天井からとった2本のラッシングベルトでつるす。
バウ側を地面まで落とし、スターンを上げる。
(高さのコントロールが容易です。)
エポキシを流し込む時に水平を出す必要がある。

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ナフコボックスの3段目にまたがり作業は続く。

ねじ山を握りつぶさないように神経を使う。
クビも腕も吊りそうで、暑い。

 水洗/乾燥1日 作業一日 接着/乾燥1日 作業1日 
漏水チェック 接着のやり直し と行程は続く。
専門の職人さんだと、きっと一日で終わるに違いない。
何事も勉強。

 5日目だ。2回目にチェックしたところ、
ごく微量の漏水がある。

 再度、乾燥させてから、やはり接着が必要。
電源がとれればドライヤーで乾かすのですが。
明日で6日目です。

今回、セメダインXかな?シリコンシーラントか?

**千葉のZENさんのサイト
スケッグのメンテナンス
で同じようなスケッグトラブルの解説、
対処方法が載っています。
スケッグ艇オーナーは一度みてみてください。
http://zen.ms-n.com/ment/skeg.htm

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